結果発表
2021/12/22 10:00

第17回 ピンクリボンデザイン大賞

応募作品数:2万681点(ポスター部門:1071点/コピー部門:1万9610点)
受賞作品数:8点(ポスター部門:5点/コピー部門:3点) ※入選を除く
主催:ピンクリボンフェスティバル運営委員会(公益財団法人日本対がん協会、朝日新聞社 他)
ポスター部門

グランプリ

西畑那美
受賞コメント(一部抜粋)
Q1. 受賞の知らせを聞いたときの気持ちを教えてください
最初は驚きでグランプリという言葉も理解できず、電話口で固まってしまいました。数日かけ、夢ではないこと、自分の作ったものが多くの人に届くことを実感し、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。今でも「まさか、私が」と思ってしまいます。

Q2. 受賞作品に込めた思いや制作意図を教えてください
「まさか、私が」誰もが一度はそう思った経験があるのではないでしょうか。短いけれどぐっと刺さるその言葉を、見る人の身近なイメージや経験と結びつけ、よりハッとする表現をしたいと思いました。
何気なく参加した商店街の福引きで当たりが出たときの「まさか」という情景を思い描き、胸に見立てたガラガラ抽選器をデザインしました。何でもないような日常の中に「まさか」が隠れているかもしれないことを伝え、多くの人が乳がん検診を意識するきっかけになればと願っています。

キリンビバレッジ賞(特別企業賞)

鷲見容子
受賞コメント(一部抜粋)
Q1. 受賞の知らせを聞いたときの気持ちを教えてください
過去に2回応募していますが全く賞とは無縁でしたので、本当なのかな? とすぐには実感が湧きませんでした。日が経つにつれ嬉しさが大きくなってきて、自分が作成した作品を何度も見直してしまいました。

Q2. 受賞作品に込めた思いや制作意図を教えてください
このコピーを見たとき、すぐにビジュアルイメージが浮かびました。毎年9万人以上がかかる乳がんを私たちは「自分ではない他の誰かのこと」と考えがちです。女性の驚く表情をビジュアルに、この中の一人になるかもしれない可能性を知り、検診を日常的にして欲しいという思いから制作しました。「まさか」と驚く表情が、たくさんの「ホッとした」安心の表情に変わるのを願っています。

中外製薬賞(特別企業賞)、優秀賞

伊藤和代
受賞コメント(一部抜粋)
Q1. 受賞の知らせを聞いたときの気持ちを教えてください
思いがけない知らせで、大変驚きました。時間が経つにつれ、審査に携わられた皆様より、ご評価をいただけたことに、作品への自信をいただけました。

Q2. 受賞作品に込めた思いや制作意図を教えてください
忙しくても月に一度、乳がんチェックとともに自分を見つめる時間を持つことを提案したいと思いました。「自分の胸に手をあてる」は、自分をふりかえってよく考えるという意味の慣用句であり、乳がんのセルフチェックの動作。貝を割るのをやめて胸に手をあてるラッコの様子で表現し、やさしく、癒される時間のイメージにしました。

Q3. ピンクリボンデザイン大賞に応募したきっかけを教えてください
公募の情報を見かけて、乳がん検診は自分にとっても身近なテーマであり、自分だったらどんな表現をするか、どんなポスターが見たいか、考えてみたいと思ったことがきっかけです。

富国生命保険賞(特別企業賞)

小坂壮太
受賞コメント(一部抜粋)
Q1. 受賞の知らせを聞いたときの気持ちを教えてください
今回自分が作った作品はあまり自信がなかったのでその分嬉しかったですし、驚きました。

Q2. 受賞作品に込めた思いや制作意図を教えてください
今の世の中忙しくない人はなかなかいないと思います。特に働きながら子育てをしている人はかなり忙しく、検診に行く余裕もないでしょう。しかしそんな忙しく毎日を送っていてもがん検診に行って今送っている毎日を安心して続けてほしい。そう思いを込めて制作しました。

Q3. ピンクリボンデザイン大賞に応募したきっかけを教えてください
登竜門というコンテストを紹介しているWEBサイトで知りました。

Q4. 受賞後に、ピンクリボンへの意識についての変化はありますか
乳がんの知識がコンテスト前より増えました。もし自分の周りで検診に行くか迷っている人がいたら背中を押してあげたいです。

優秀賞

下中由華
コピー部門

グランプリ

乳がんに一番多い症状は、無関心です。
原田智光
受賞コメント(一部抜粋)
Q1. 受賞の知らせを聞いたときの気持ちを教えてください
最初ご連絡いただいたときは、何が起こったのか分からなくなるくらい驚きました。しばらく頭の中が真っ白でしたが、徐々に実感が湧いてきて喜びを感じるようになりました。

Q2. 受賞作品に込めた思いや制作意図を教えてください
乳がんは、特定の年齢や性別の方だけの問題だと思われがちな所があると思います。逆に言えば、それ以外の方は自分に関係のない問題として「無関心」になる恐れがあります。乳がんにかかるリスクは誰にでもあるのだと訴えることで、一人一人が自分のこととして考えるきっかけになればと思って書いたコピーです。

Q3. ピンクリボンデザイン大賞に応募したきっかけを教えてください
インターネットの公募情報サイトで知りました。
非常に難しいテーマではありますが、もし自分の言葉で誰かの背中を押すことができれば、これほどやりがいのある場はないと考えて応募しました。

優秀賞

こんな世の中で、一つ減らせる不安がある。
川﨑竜太
勇気ってほどじゃ、なかった。
川村真悟
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