結果発表
2021/03/01 10:00

第16回 ピンクリボンデザイン大賞

応募作品数:2万3850点(ポスター部門:2万2861点/コピー部門:989点)
受賞作品数:8点(ポスター部門:4点/コピー部門:4点)(入選を除く)
主催:ピンクリボンフェスティバル運営委員会(公益財団法人日本対がん協会、朝日新聞社 他)
ポスター部門

グランプリ

水野麻子
受賞コメント(一部抜粋)
Q1. 受賞の知らせを聞いたときの気持ちはいかがでしたか。
グランプリと聞いてとてもびっくりしました。最初は信じられないという気持ちでしたが、落ち着くにつれてじわじわと実感が湧いてきました。本当に嬉しかったです。

Q2. 受賞された作品に込められた意図や思いをお聞かせください。
日々忙しくてついつい後回しにしがちな乳がん検診。近づいているかもしれないタイムリミットを、見た目は緩やかな時の流れだけど確実に期限が来る、砂時計をモチーフに表現しました。下に落ちていく砂の形を女性の胸のシルエットにし、手遅れになる前に定期検診を習慣化してほしいという想いを込めて制作しました。

Q3. ピンクリボンデザイン大賞への応募のきっかけは何ですか。
自分のデザインが誰かを救うきっかけになるとしたら非常にやりがいがあると思い、応募させていただきました。

キリンビバレッジ賞(特別企業賞)

海野あした
受賞コメント(一部抜粋)
Q1. 受賞の知らせを聞いたときの気持ちはいかがでしたか。
お電話いただいた時、最初はなんのことを言ってるのか一瞬把握できなかったんですが、「企業賞を受賞しました」と言われて、思わず「めっちゃ~嬉しいです!」と叫んでしまいました。
まさか自分が賞を受賞すると思っていなかったなので、本当に嬉しかったです。

Q2. 受賞された作品に込められた意図や思いをお聞かせください。
乳がん検診の有効期限が2年ということを知らなかったので、私のように有効期限を知らない方も多くいるのではないかと思いました。まず、有効期限があることをたくさんの方に知ってもらいたくて、最初にチケットがイメージとして浮かびましたので、乳がん検診のチケットを軸にデザインしました。たくさんの方に乳がんに対する正確な知識を深めていただければと思います。

優秀賞

島尻一成
佐藤 舞
コピー部門

グランプリ

元気な私に、騙されない。
船越一郎
受賞コメント(一部抜粋)
Q1. 受賞の知らせを聞いたときの気持ちはいかがでしたか。
最初は何かのセールスだと思ったので、かなり警戒しながら電話に出ました。日本対がん協会? ピンクリボンデザイン大賞!? え、グランプリですか!!と、疑いの気持ちが急速に喜びへと変わる状況に、動揺しつつも嬉しかったことを覚えています。

Q2. 受賞された作品に込められた意図や思いをお聞かせください。
自分自身も含めて、元気な内はなかなか検診に行こうと思えません。しかし、一方で元気な人でも、乳がんにはなる。こうした状況から、人の健康は思い込みによる所が大いにあり、元気だと思っている自分は、元気になろうとする自分の敵でもあると考え、このコピーを書きました。

富国生命保険賞(特別企業賞)

なんでもない日を続けるために。
松岡基弘
受賞コメント(一部抜粋)
Q1. 受賞の知らせを聞いたときの気持ちはいかがでしたか。
とても驚き、大変光栄に思いました。

Q2. 受賞された作品に込められた意図や思いをお聞かせください。
私は昨年、父をがんで亡くしました。
がんの進行を止められないとわかった日から、父が亡くなるまでの間、「なんでもない日」がなくなってしまった経験があります。
今、日常を妻と一緒に過ごしていても、仮に夫婦どちらかが、がんになったら、この生活も一変してしまうはずです。
だからこそ、この「なんでもない日」が幸せなのだと感じています。
そのような理由から、「なんでもない日を続けるために。」乳がん検診に行って欲しい、という思いを込めてコピーにしました。

Q3. ピンクリボンデザイン大賞への応募のきっかけは何ですか。
以前から社会課題の解決に関心があり、数年前から応募を始めました。
父の弔い合戦も兼ねて、今年はかなり力を入れて応募しました。

優秀賞

早期は今だ。
眞木雄一
「まさか、私が」と毎年9万人が言う
谷 純一郎
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