結果発表
2024/07/29 10:00

第16回 大分アジア彫刻展 作品公募

主催:大分アジア彫刻展実行委員会、大分県、豊後大野市

応募作品数:172点
受賞作品数:7点

大賞

Pewter structure -wall- and Pewter sculpture
ピューターの構造 ─ 壁 ─ ピューターの彫刻
Olectronica(加藤 亮、児玉順平)
Pewter structure -wall- and Pewter sculpture<br />ピューターの構造 ─ 壁 ─ ピューターの彫刻
作品コンセプト
今回テーマにしたのは「時間」である。
素材として選んだのは古くから食器や調度品に使用されてきたピューターである。
ピューターは緩やかだが鈍色に経年変化していく。
その美しくそして途方もなく時を重ねた壁と対峙する人を表したかった。
作品サイズ・素材
51×60× 33.5cm
ピューター(錫の合金)、樟

優秀賞

自助公交(セルフサービスバス)
柳 青(中国)
自助公交(セルフサービスバス)
作品コンセプト
彫刻作品は具現化されていますが、時間の痕跡と生命の温度を残せれば幸いです。そのため、「無人チケット販売」シリーズを作る過程で、私は人生の新しい経験を注入し続け、比喩的なイメージを通してこれらのアイデアを形にし、すべてを組み合わせて、また、私の思考過程を通して、社会風景を再現しています。
また、鑑賞者が社会に目を向け、社会を理解し、社会について考えるための窓を提供します。この窓を通して、私たちは物や他人だけでなく、自分自身をも見ることができます。
それは、日常生活の中で何か魔法を見つけて、変化を起こさなければならないということを思い出させてくれます。
作品サイズ・素材
70×36×40cm
樹脂
紡ぐ
田中謙吾
紡ぐ
作品コンセプト
生きていく中で言葉にできない詩を紡いでゆく。そんな姿を制作しました。
作品サイズ・素材
51×60×36cm
木(樟)(一木から二体を彫刻)
東京への旅
王 雷(中国)
東京への旅
作品コンセプト
「行遠」は「心を信じれば遠くまで行ける」という言葉からきています。「東京オリンピック関連の新聞」を媒体に、アスリートが背負うことの多い「バックパック」の形を用いて、世界中のアスリートの昨日の活躍する姿を「結び目のノート」という独自の芸術言語で表現した作品。それはオリンピック大会における中国と日本の人々の間の平和、団結、友情、明るさの東京誓約を伝えます。
作品サイズ・素材
65×40×40cm
東京オリンピックを取り上げた新聞
雲と月
安川弘造
雲と月
作品コンセプト
光り輝くあかるい月は、いつも一人で夜空に浮かぶ。
「少しは休んで下さいな。」
雲はやさしく月をつつんだ。
作品サイズ・素材
51×48×48cm
楠(本体)、ブナ(台座)
Obedience place
Pattarajarin FAKPHOU(タイ)
Obedience place
作品コンセプト
人間は、私たちの思考の枠組みを制約する特定のルールによって常に制限されています。たとえこれが苦痛であっても、小さな枠に閉じ込められたセーフ ゾーンであると私たちを欺きます。
作品サイズ・素材
50×36×33cm
アクリルシート
風切羽
翁長 瞳
風切羽
作品コンセプト
同じパーツを作ることは淡々と日常を過ごすことと重なる。1枚1枚をつなげることで大きく流動的な形が生まれる。羽ばたく鳥の動きから着想を得た。
作品サイズ・素材
41×55×35cm
ステンレススチール
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