第5回 妖怪造形大賞
応募作品数:122点
受賞作品数:9点
主催:小豆島 迷路のまち 妖怪プロジェクト実行委員会
共催:綠光+marute
最優秀作品賞
- 作品コメント
- 雷音同士が激突した時に生じる雷(電気)によって体の各所にあるスピーカーから雷鳴を轟かせ、その音の大小で互いの優劣を決める妖怪。また雷が鳴り土砂降りの雨が降るのは積乱雲によるものと言われるが、戦いに敗れた雷音が悔し涙を流すからだと、その妖怪を知る者は言う。
優秀作品賞
- 作品コメント
- 天狗がやってきた!?あ~なるほど、天狗の衣装を持ち出し、天狗を装う、わんぱくな小鬼と化け猫の悪ふざけか。
北原照久賞
- 作品コメント
- 霊芝(れいし)の一種。常に枯れ木に生息して、自分の背中で幼児を成長させる習性がある。食用としては高価な価値があるが、幼体の部分は毒素があり、この部分は食べてはならない。
須田正己賞
- 作品コメント
- かつての戦場で、以前無数の命を奪った一本の刀。魂の養分を得て、権力と殺戮から生の欲望を生む。付喪神“再欲”。野心ある者を誘い、その妖刀を再び握らせ、再び権欲の争いを引き起こさせる。
米田武志賞
MeiPAM賞
- 作品コメント
- 悪霊や悪い妖怪の竿の先のランプに誘き寄せ食べる優しい妖怪。深海に住む鮟鱇の姿形を真似てこの様な姿となった。性格は温厚。目が悪いので近づいた物をすぐ掴んでは食べようとするために、間違って漁船を襲ってしまうこともあるが、その時は優しく帰してくれる。
小豆島賞
- 作品コメント
- 江戸時代の俳人、与謝野蕉村が見性寺に描いた2体の妖怪画。西瓜ノ侍・瓜の精霊の2体をアレンジし猛々しい武者姿の博多人形として人間に甦らせました。博多人形師・小副川太郎氏とlllustrator・三日月電波氏によるコラボレーション作品。
小豆島ヘルシーランド賞
- 作品コメント
- 悲しんでいるとどこからともなくやって来て、腹の大口で負の感情を全部食べてしまう。腹一杯になると満足した呵呵は大声で笑い出す。スッカリ負の感情が無くなった人間は、呵呵につられて一緒に笑ってしまう。
童の夢賞
- 作品コメント
- 名だたる妖怪を捕食してきた妖怪で、今度のターゲットは「猿大将」に決めた。ちなみに猿大将の顔のキズは、この妖怪がつけた物。