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2021/11/15 10:00
香十「香皿」デザインコンテスト 2020
プロダクト・商品企画・家具
応募作品数:98点
受賞作品数:11点
主催:創業440年御香所香十(株式会社香十天薫堂)、株式会社日本香堂ホールディングス
最優秀賞
minamo
湯浅明子
作品コメント
水面にゆったりとした波が広がっていく様子をイメージして制作しました。
お皿と香立ては別になっており、香立てと皿の足元にはカットが施されています。
そのカットは半透明で光の通り方がやわらかい雰囲気になります。
お皿は足を高くして影が美しくテーブルに映るようにし、水面の影が広がっていくように見える工夫をしました。
受賞コメント
最優秀賞という素晴らしい賞をいただき、驚きと嬉しさでいっぱいです。
「minamo」というシリーズは今、力を入れている作品の一つで今回評価していただけたことは今後の自信になります。ありがとうございました。
優秀賞
SAZANAMI
櫻庭 遼
作品コメント
お香を焚く際に出てくる灰を、お香皿のデザインの一部として視覚的に楽しめないかと考えた。お香皿のモチーフは細波。波形状のガラス材を、高さを変えてレイヤー状に重ねたデザインとしている。高さ違いで重ねることでレイヤー間に波型の溝ができ、お香を焚く際に出る灰がその溝へ少しずつ溜まっていく。灰の層は白波のような要素として、お香皿のアクセントになる。
受賞コメント
この度は優秀賞という賞をいただき、大変嬉しく感じています。私は、この作品提案を通して初めてガラス加工を経験しましたが、こうした初の経験も含めて、非常に有意義な挑戦になりました。ありがとうございました。
中原賞
Melt
綿岡康太
作品コメント
この香皿は煙が昇る様子、香が徐々に灰へと変化する様子、その情緒的な物体の変化を装飾することを目的としています。真鍮の台座がガラスの内側へ沈んでいくような曲線表現はモダンな印象を生み出しつつ、香の直線的で凛とした佇まいを引き立てます。洋式が主流となった私たちの生活に沿うような新たなアプローチで香の安らぎを助⾧するプロダクトです。
受賞コメント
煙の揺らぎや香りを嗜む用途を優先するために香皿は何かを模した形は避けたい思いがありました。結果、使用時に限らず本体の存在感の薄さには満足しています。この度は、お選びいただきありがとうございました。
島田賞
Honoka
松下直史
作品コメント
お香を一本使い切ると匂いが強いと感じる人や、狭い部屋などで、寝る前のほんのひとときだけ微かな香を楽しみたい方を想定した香皿です。
素材は磁器で、鋳込みの技法と上絵の銀彩の技法を用いて制作しています。
香皿から、飛び出たお香だけが燃えて途中で止めることができます。そして、燃え尽きたら1番上の部品を1番下に組み替えることで、段々と短く分割していきながら使用します。
一本の線香を分割して使うことで、使う人の節約や、灰を捨てるサイクルが多くなり、灰を貯めることが少なくなり部屋の中の衛生を保つことにも繋がります。
ただ、この行動が少し手間に感じることもあるかもしれません。そこで、香皿の部品それぞれの上面に銀彩の装飾で、線香の量を「月の満ち欠け」に見立てた段々なくなってゆく様子を表現して、変化する絵柄を楽しみながら使えるよう考えました。
受賞コメント
お香の匂いが強すぎたり、寝る前などのひととき香を楽しみたかったりする方のための、お香を分割して使える香皿を考案しました。
これを励みに日々の制作を頑張りたいです。
香十賞
Ripple
多木翔夢
作品コメント
儚く燃え尽き、水面に落ちた灰によって起きた波紋のようなガラス香皿は、動的でありながら、静けさを感じさせます。
何かの終わりに、何かが始まるような一瞬を切りとった作品です。
受賞コメント
この度は審査員賞「香十賞」をいただき、誠にありがとうございます。
ガラスの香皿の制作は初めてでしたが、消えゆく火、儚く落ちる灰など、時がゆっくり流れることを考え、表現するのは大変、勉強になりました。
評価をいただいた審査員の方々、普段から制作を応援してくださる皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。
アイデア賞
LINE~生活に溶け込むミニマルな香皿
増谷誠志郎、井下恭介
作品コメント
線香の幅とほぼぴったりに作られた、ミニマルな香皿です。仏壇を持たなくなり、洋室が増えてきた現代社会の生活の中に溶け込むことを想定した香皿です。
線香の幅とぴったしに作ることで、無駄なノイズをなるべく減らし、普段から使え、またプレゼントなどで送ることを想定してデザインしました。
受賞コメント
多様化する現代の生活様式に溶け込み、自分たちが持っていたいモノ、人に贈りたいモノを意識しながら考えました。
シンプルながら、数ミリ単位での調整に苦戦しましたが、結果として賞をいただき大変嬉しく存じます。
奨励賞
KAGUYA切子香皿(風音)
井上愛仁、中村敏康
作品コメント
技法の異なる2名のガラス作家による共作です。消えゆく香煙の儚さと、風に吹かれ散る花弁の儚さを重ね合わせ、香皿として表現いたしました。
受賞コメント
人の繋がりがより貴重な今の時代だからこそ、日本のものづくりの基本でもある「分業」を見直したいと感じ「共作」として挑戦いたしました。歴史と格式のあるお店からの評価を大変光栄に思います。ありがとうございました。
白雪
木綿健二
作品コメント
お香の灰を雪に見立てて「白雪」という作品名にした。
お香から出る灰を雪に見立て、それが映えるようにあくまでお香が主役と考え、お皿と香立てはシンプルなデザインで作り上げた。
受賞コメント
この度はこのような賞をいただき、とても嬉しく思います。学生の身ながらこのような経験ができるとは思いませんでした。今後の制作の励みにしたいと思います。ありがとうございました。
水明
塩田裕未
作品コメント
ガラスの揺らめきを活かし、お香の漂う煙が映り込む水面を切り取ったイメージで制作しました。
受賞コメント
この度は奨励賞をいただき、大変光栄です。誠にありがとうございます。香皿の制作は自分自身でも初めての挑戦でしたので、いただいた奨励賞は今後もっとより良いものを制作していく励みになりました。本当にありがとうございました。
特別賞
Rear
赤木亮介
作品コメント
お香が持っている色は豊かな自然そのものを表現し、とても美しく優しい柔らかな色合いである。香皿に屏風や額縁のように物体を引き立たせる背景としての機能を備えることで、お香そのものを香皿の一部として取り込み、造形のアクセントや挿し色となる意匠を目指した。最小限の素材と加工で生産コストを抑えながらも、縦と横の両方向で使用が可能な造形により、同じ製品でも角度や置き方で違った印象を楽しむことができる。
またお香の色によって自由に香皿の色を組み合わせることで、国や性別を問わず、さまざまな文化圏の人たちにも取り入れられやすいように考慮した。
受賞コメント
この度は光栄な賞をいただき大変嬉しく感じております。
お香自体が持つ優しい色に着目し、自身の強みである建築とプロダクトの視点でデザインいたしました。
ご評価いただけたことを今後の励みとし精進していきたいと思います。
灯明 Sakura gold
木寅玲子
作品コメント
しんしんと降りつづく雪に染まる「かまくら」。
夕闇が迫る頃、ほのかな明かりが灯り、柔らかな光が雪景色を包み込みます。
灯明が醸し出す凜とした美しさと、さまざまな思いとともに幸せを祈念する姿を表現しました。
受賞コメント
この度は、私が提案いたしました香皿におきまして、素晴らしい賞をいただき誠にありがとうございます。お香の伝統を打ち破る構成を審査員の先生方がどのように評価なさるのか…
この受賞を励みに、さらなるデザインの創作活動に邁進する所存でおります。
この度は本当にありがとうございました。
公式ホームページ
関連リンク
日本香堂ホールディングス
香十 香皿デザインコンテスト
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