東日本大震災 復興フォト&スケッチ展 2015
応募作品数:275点(フォト:258点、スケッチ:17点)
受賞作品数:22点
主催:独立行政法人 都市再生機構
※ここでは入賞作品の中から、復興の歩み賞以上に選ばれた作品7点をご紹介します。
復興の歩み大賞(フォト)
- 作品に添えられたメッセージ
- 薄磯海水浴場で復興へ向けて烈風と戦いながら、防波堤を急ピッチで改修工事をしている7台の重機の力強さを捉えました。厳しい自然環境の中、黙々と活動している重機の逞しさと作業者の一日でも早い復興完了への熱い思いが伝わってきました。
復興の歩み大賞(スケッチ)
- 作品に添えられたメッセージ
- 自分が暮らす仮設住宅団地に沈む夕日の光景を描いてみました。最初は生きづらかったここでの生活も4年も住むと、様々な空や四季の表情を見てくることができました。人々が寝静まる夕暮れ、優しく淡い空の色とそこに映る影と感じられる生活というもの描き表現してみました。
復興の歩み賞(大西 みつぐ 選)
- 作品に添えられたメッセージ
- 朝4時半に起きて 朝活ウォーキングを始めて20日。人気の無い朝の特別な空気を独り占めしながら 毎日同じ風景でも 毎日違う癒しを感じられます。朝を迎える事が特別なご褒美となった習慣。被災地の美しい水田に素晴らしい恵みを実感します。
復興の歩み賞(千葉 学 選)
- 作品に添えられたメッセージ
- 震災の年、流された家の基礎に座り私に笑顔で話かける夫婦。聞くと家族は一早く避難して無事。生きることが一番と言っていた。
復興の歩み賞(なかだ えり 選)
- 作品に添えられたメッセージ
- 松島町のマリンピア松島水族館は津波で大きな損害を被りながらも復興を遂げました。施設の老朽化により今年閉館したものの震災に負けなかったマリンピアは多くの希望を与えてくれました。震災後に訪れた際撮影した写真を元に、おつかれ様という気持ちと移転先の新水族館への期待をこめて今回の作品を制作しました。
復興の歩み賞(池邊 このみ 選)
- 作品に添えられたメッセージ
- かつては防潮林があり、浦の浜海水浴場として知られ、風光明媚な場所だった。東日本大震災により、防潮林や防潮堤のすべてがなぎ倒され、大津波の恐ろしさをまざまざと見せつけられたが、ようやく木々が植えられた。早く育ってほしい願いと以前と変わらない賑わいを取り戻してほしい。
復興の歩み賞(UR都市機構 選)
- 作品に添えられたメッセージ
- 「孫がたくさんできた」と喜ぶ宮城県気仙沼市大島在住のおばあちゃんと立教大生ら。立教大学コミュニティ福祉学部「東日本大震災復興支援プロジェクト」では毎月、大学生が大島中学校仮設住宅などを訪問して、住民の皆さんと交流を続けています。島のおじいちゃん、おばあちゃん、また歓迎のアーチを作りに帰るから待っててね!