結果発表
2025/03/24 10:00

福井映画祭 16TH

主催:福井映画祭実行委員会

応募作品数:268点
受賞作品数:3点

グランプリ、観客賞(長編部門)

ゴールド
知多 良
ゴールド
受賞コメント(一部抜粋)
このたびはグランプリと長編部門観客賞をいただきありがとうございます!
震災に原発に安保に年金に、政治や社会についてネットがにぎわっていたのが2010年代でした。
そんな現実において、映画はなにができるのだろうと考え撮ったのが、世代格差と古いジェンダーに囚われる女性を描いた清掃映画「ロープウェイ」(2016年)でした。
そんな「ロープウェイ」が観客賞をいただいたのが7年前の福井映画祭11TH。やっと題材について届いた気がして嬉しかったのをよく覚えています。
作品について舞台上でじっくり話せる場所があったのは、福井映画祭が初めてでしたし、映画的表現だけではなくテーマを深掘りしてくれるのも福井映画祭が初めてでした。

観客賞(短編部門)

祝祭
原 雄次郎
祝祭
受賞コメント
素晴らしい入選作品の中から観客賞をいただけたこと、とても光栄に思います。
今回初めて「祝祭」を映画館で上映していただきました。より一層私たちは映画を作ったんだ、と身に染みる思いがしました。
当日いただいたパンフレットの「祝祭」のページに「こんな世界だからこそ、僕たちには祝祭が必要だ」とキャッチコピーが書いてありました。観客賞でいただいた副賞を全部差し上げたいくらいの素敵なキャッチコピーでした。考えていただきありがとうございます。
映画祭終了後に美味しそうにお酒を飲んでいるスタッフの方々の顔を思い出すと、また福井に行きたいなあと思います。皆様お疲れ様でした。
改めて、「祝祭」を見ていただいた皆様ありがとうございました。

審査員特別賞

ぼくの姿
鴨林諄宣
ぼくの姿
受賞コメント(一部抜粋)
このたびは、審査員特別賞という大変光栄な賞をいただきありがとうございました。
福井映画祭という場所で上映していただけることだけでも大変嬉しかったのですが、審査員の方々から賞までいただけることができて感謝いたします。
福井映画祭のスタッフ一同の皆様、本当にありがとうございました。
私は、この福井映画祭が初めての映画祭という場所の経験でした。今まで撮った映画を観客の方々に見てもらうという経験が乏しく上映の際は大変緊張しておりましたが、私が撮った映画について観客の方々や映画祭のスタッフの方々、ご一緒させていただいた監督の方々に声を掛けていただき緊張が解けて映画について言葉にする楽しさや難しさを感じることができました。また、二日間上映された全ての映画を観て、そして監督の方々の映画についてのお話を聞いて大変刺激になりました。
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