結果発表
2018/05/09 10:00

富山デザインコンペティション 2017

応募作品数:227点
受賞作品数:3点
主催:デザインウエーブ開催委員会(富山県、富山市、高岡市)

富山デザインウェーブについて

とやまデザイン賞

lapis
YURI
lapis
作品コメント
この「lapis」は、ラテン語で“石器”という意味のボックスオープナーです。アマゾンをはじめとしたネットショッピングの普及で私たちの生活は大きく変化しました。同時に、商品を包む箱や段ボールを開ける機会も急増したといえます。
この「lapis」は、そんな箱を開けることに特化したボックスオープナーです。石器のように手の内に馴染むため最小限の力で箱を開けることができ、中の商品を傷つけるリスクも減ります。また、プリミティブで美しい形状は、机や棚の上においてもオブジェのように空間に溶け込むので、文具入れにしまうことなく、すぐに使うことができます。

準とやまデザイン賞

折り祈り(おりのり)
永田勇介(東洋大学大学院 福祉社会デザイン研究科 人間環境デザイン専攻)
折り祈り(おりのり)
作品コメント
神社やお寺にある賽銭箱はカッターの刃を差し込んで折りたくなるような雰囲気を持っているのではないかと思ったことをきっかけにデザインしました。これまで頑張ってくれた刃を労い賽銭代わりに折り入れ、作業の成功を祈る刃折り器です。

黒木靖夫特別賞

なでるふとんたたき
神原 葵(多摩美術大学 美術学部 生産デザイン学科 プロダクトデザイン専攻)
なでるふとんたたき
作品コメント
「なでるふとんたたき」は、ふとんたたきの需要が少なくなっている現代にあったブラシをメインとしたふとんたたきです。つまみ部分をスライドする事で、通常のふとんたたきとしても使用可能です。ふとんたたきの形状が折りたたみ式なので、コンパクトに収納できます。
行為としては必要ですが、現代の生活では上手く機能を果たせなくなった道具を丁寧に見直し、現在の生活に馴染むよう提案し直しました。
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