結果発表
2017/02/02 10:00

登竜門20周年記念 コンテストで解決したいことコンテスト

グランプリ

痴漢抑止バッジデザインコンテスト
一般社団法人 痴漢抑止活動センター 松永弥生
痴漢抑止バッジデザインコンテストSONY DSC
コンテストで解決したいこと
10代~20代の女性が被害者の70%を占める電車内痴漢犯罪を解決したい。そのために女子高校生が考案した「痴漢抑止バッジ」のデザインを同世代の学生から募集する。デザイン検討を痴漢問題について考える機会とし、ジェンダー意識を育てる狙いを込めている。将来、社会に情報発信するデザイナーが性犯罪に対する高い意識をもち、これからの世の中を変えてもらいたい。
受賞コメント
グランプリに選んでいただき、とても光栄に思っております。ありがとうございます。
痴漢抑止バッジは、2015年にクラウドソーシングでコンペを行い、製品化いたしました。2016年に、学生を対象としたコンテストを開催しましたが、私はコンテスト運営の経験がないため、右往左往しながらの実施になってしまいました。
コンテスト開催のノウハウを知りたくて、情報収集しているときに公募ラボにたどり着き、「コンテストで解決したいことコンテスト」を知りました。私1人の力では、今後の継続が上手くいかないと不安を感じていたので、すぐに応募を決めました。
今回グランプリを受賞して、登竜門スタッフの皆様からアドバイスをいただけることを心から嬉しく思っております。今後、痴漢抑止バッジデザインコンテストを5年10年と続けるためのスキルをこの1年で身につけたいと思っております。
審査総評
私たちの総力をもって、その実施をお手伝いする企画として「痴漢抑止バッジデザインコンテスト」を選出させていただきました。社会的に意義があるテーマであることは言うまでもありません。また、コンテストという解決手法の良さを最大限に活かすことができる企画だということも確信しております。すでに2016年に1回目を実施されていらっしゃいますので、まずは主催者の皆様と前回の様子を共有させていただき、より良いものにすべく私たちのノウハウとツールを集結させたいと考えております。2017年の半ばごろには募集告知をさせて頂く予定です。どうぞ、ご期待くださいませ。最後になりましたが、関心を持っていただき参加いただいた皆様に厚く御礼を申し上げます。
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