結果発表
2016/10/28 10:00

第16回 学生限定・立体アートコンペ AAC 2016《学生限定》

応募作品数:62点
受賞作品数:12点
主催:株式会社アーバネットコーポレーション

【特集】「第16回 学生限定・立体アートコンペ AAC 2016」最終審査会レポート&受賞者インタビュー
https://compe.japandesign.ne.jp/special/2016/11/24507/

編集部が最終審査会の様子をレポート、受賞者へインタビューを行いました!

最優秀賞

GEMME
古川千夏(広島市立大学 大学院 芸術学研究科 造形芸術専攻 造形計画研究 金属造形研究室)
GEMME
コンセプト
モチーフとしている菊の模様は、高貴なイメージもありますが、愛情や真実、信頼などの意味もあり、昔から親しまれている模様の一つでもあるので、人が行き交う公共の場としてふさわしいと思い、モチーフに選びました。
今作は有線七宝技法を用いて制作しますが、一般的な有線七宝技法とは異なる工程で、研磨をなくし、銀線を突出させる、という表現方法で制作します。銀線、銀箔、釉薬がそれぞれ違った輝きを放ち、見る角度や光の加減によって、作品の表情も変化してみえます。
宝石のように輝きを放ち、人と人が繋がりをもつことで、生活に輝きが増すように、という思いを込めました。

優秀賞

Corona
中尾俊祐(和歌山大学 システム工学部 デザイン情報学科4年)
Corona
コンセプト
マンションエントランスの役割として「出迎え」の役割と「見送り」の役割が重要であると考えました。
帰ってくるマンションの住人に癒しを与えることを「柔」、これから出かける住人へモチベーションをあげる活力を与えることを「剛」ととらえ「柔と剛」のオブジェクトを表現しました。
メタリック調のスプライン曲線は太陽の周りに見えるコロナをあらわしています。
コロナの2つの特性、普段は見ることができないが日食などの超自然的条件下でのみ美しい姿を現すという神秘性、産まれ元の太陽表面の温度の400倍の高熱を放つ力強さという点から今回のオブジェのモチーフとしてふさわしいと感じました。
朝の輝き
堀田光彦(東京藝術大学 大学院 美術研究科工芸専攻 鋳金研究分野 修士課程1年)
朝の輝き
コンセプト
台東区に設置されるという事で、台東区の花である朝顔をモチーフに選んだ。
朝顔は江戸時代に御徒町や入谷で広く栽培され庶民に親しまれてきた花である。
台東区では7月に朝顔まつりが開かれ今人々に親しまれている。また朝顔にはどこか懐かしさを想わせる美しさがある。
朝顔の花言葉は「愛情」や「固い絆」「はかない恋」などであり、私はこの花とその花言葉をモチーフとしたこの作品を通して、マンションに住む人達の心を癒したいと思っている。丸く円を描く葉や蔓は人々の繋がりや絆を表し、花の青色には気持ちを落ち着かせる効果があると言われている。
ここに住むであろう若い住居者の方の気持ちに寄り添えるような作品にしたいと思っている。

入選

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平田万葉(京都市立芸術大学 大学院 陶磁器専攻)
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夏の月
李小江(東京藝術大学 大学院 美術研究科 彫刻専攻)
夏の月
moment
洞山舞(多摩美術大学 美術学部 彫刻専攻4年)
moment
構造の表象
後藤宙(東京藝術大学 大学院 美術研究科 先端藝術表現専攻)
構造の表象
Moon River
金俊来(京都市立芸術大学 大学院 工芸学部 漆工専攻)
Moon River
Lamination
亀永百恵(富山市立富山ガラス造形研究所 造形科2年)
Lamination
sonya
李旭(武蔵野美術大学 大学院 造形研究科 修士課程 美術専攻 彫刻コース1年)
sonya
Easy Art
三隅幸(筑波大学 芸術専門学群 構成専攻3年)
Easy Art
暮らしのうつわ
Misumi/Iwane【岩根美樹・三隅幸】(筑波大学 芸術専門学群 構成専攻3年)
暮らしのうつわ
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