作品名 |
解体する増築 |
作者名 |
後藤充裕(宮城大学大学院事業構想学研究科)
山田祥平(宮城大学大学院事業構想学研究科) |
コメント |
私にとって、現代にとって、原始はいったいどんなものであろうか。それは、きっと太古の時代に回帰する空間像ではないはずだ。現代の空間、特に住宅においては、自らが積極的に空間に関わることはなくなってしまった。唯一、私が空間に関われるとしたら、それはドアを開けるとき、カーテンを開け、窓を開け、外のにおい、風を感じるときくらいである。建具の操作、解体、これは、解体しながら増築する小屋である。 |
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