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2次審査員の方々:
(写真上段左から)近藤康夫氏 / 赤松佳珠子氏 / 葛西薫氏 / グエナエル・ニコラ氏 / 辻村久信氏
(写真下段左から)古谷誠章氏 / 前田尚武氏 / 宮城俊作氏 / 面出薫氏 /

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社団法人日本商環境設計家協会が主催している「JCDデザインアワード」は、商環境を中心とする空間デザインの顕彰を目的として、1974年に公募形式によりスタートしました。空間デザイン領域における「コミュニケーションデザイン」という概念のもと、これからの空間デザインを予見させる作品、そして新たなる逸材の出現を期待しています。
【世界に誇るコミュニケーションデザイン】
1974年より毎年開催されてきたこのアワードは、その時代の空間デザインの価値と可能性を抽出してきました。そして、デザインの質と発見をより開かれたものとするために、2003年から公募対象をアジア地域に拡大。2006年には、ネット応募、ネット審査+公開審査、名称など、賞の枠組みの改変を行い、現在の「JCDデザインアワード」に至ります。
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近年、空間デザインが関わる領域は多様化し、それに伴い、より大きな枠組で空間デザインを認識することが求められ、商環境のデザインはひとつの分野に特化するだけでは解決されにくくなっているといえるでしょう。名称を「JCDデザイン賞」から「JCD Design Award」に改名し、カテゴリーも6つの動詞言葉に変更されたことで、いい意味で空間デザインの捉え方が曖昧になりました。
このアワードの特筆すべき特徴は2つ。まず、建築・インテリアなど業界のプロフェッショナルだけでない特別審査員を招聘していること。例えば、エットーレ・ソットサス、ガエターノ・ペッシェ、ジャン・ヌーベルなど海外の巨匠、山本耀司、宮本亜門、糸井重里、原研哉など、ファッション、グラフィック、広告など、ジャンルを超えて様々な人の視点から、建築・インテリアに捕らわれないデザインの行方を見ることができるのです。
そして、もう1つは公開審査であること。1次はインターネット上で20名の審査員が投票するのに対し、最終の2次審査では特別審査員を含む9名で行われる。時に、審査員同士の葛藤や、白熱した議論を繰り広げたり、時には、来場している受賞候補者と審査員の間で激論が交わされることも。応募者のみならず、誰でも入場できるため、エキサイティングな議論風景を見ることができます。

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会場にずらりと並ぶ「JCD BEST 100」は圧巻です。


2次審査は、6月20日の13〜15時まで、東京・五反田の東京デザインセンターで実施。

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審 査 概 要 |
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6つのカテゴリー
(1) 買うこと (BUY) / 物販店
(2) 食べること (EAT) / 飲食店
(3) 集うこと (GATHER) / 複合商業施設、大規模商業施設
(4) 楽しむこと (ENJOY) / サービス施設、ホテル、スポーツ、美容室、アミューズメント
(5) 伝えること (COMMUNICATE) / 文化、公共施設、ミュージアム、劇場、オフィス、学校、病院
(6) 感じること (FEEL) / 光、色、音、映像、パフォーマンスなど
※2008年4月1日から2009年3月31日まで、全世界において実現し、実際に機能しているスペースとする。
◆審査員
〈一次〉飯島直樹、五十嵐久枝、岩佐達雄、奥平与人、加藤博正、金子洋伸、小泉誠、佐々木正幸、寒川徹司、白井進、鈴木幸治(2008年大賞受賞者)、大道寺祥司、武石正宣、太細通、西原勝、橋本夕紀夫、長谷川演、平井充、文田昭仁、間宮吉彦(敬称略)
〈二次〉赤松佳珠子、葛西薫、グエナエル・ニコラ、近藤康夫(審査委員長)、辻村久信、古谷誠章、前田尚武、宮城俊作、面出薫(敬称略)

◆2次公開審査について
日時 : 2009年6月20日(土) 13:00〜17:00
会場 : 東京デザインセンターB2F ガレリアホール

お問い合わせ : (社)日本商環境設計家協会(JCD事務局)
Tel.03-5207-6707 / Fax.03-5207-6708 /
e-mail : jcd@jt3.so-net.ne.jp
主催 :
● 社団法人 日本商環境設計家協会(JCD)
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過去の受賞結果 → 2001年 / 2002年 / 2003年 / 2004年 / 2005年 / 2006年 / 2007年 / 2008年 |

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