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JCD Design Award 2009


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入賞者決定


「第二ステージ」では9人の審査員が6作品のいずれかに一票を投じる仕組み。しかし、9つの票は2作品に割れ、数十分間、白熱した議論が繰り広げられました。その結果、見事大賞に輝いたのは、結婚式場内にあるプライベートダイニング「ブロッサム(レ・アール・ド・セゾン・セージ プライベイト・ダイニング)。設計者の中村竜治氏は、2007年の「JIN'S GLOBAL STANDARD NAGAREYAMA」以来、2度目の快挙を果たしました。
厚さ1ミリのステンレスを花びらの形にレーザーカットした時のひずみをそのまま用いて、真っ白な空間に豊かな表情をもたらし、グラフィカルでインスタレーション的なアプローチが感じられた「ブロッサム」とは対照的に、最後まで票を争った熟成肉の専門店「中勢以」は、これまでの精肉店のイメージを覆す、大胆でありながら完成度の高いインテリアが目を引く作品でした。


中村竜治氏
見事二度目の大賞を獲得した中村竜治氏。「30平米という小さな空間だったが、プロジェクトに一年ほど費やした」と苦労を語る。


大賞
「ブロッサム(レ・アール・ド・セゾン・セージ プライベイト・ダイニング)」(長野県松本市)
株式会社中村竜治建築設計事務所 中村竜治
面出 : 「一方向から入る光によって、この空間は時間の流れによって刻一刻と表情を変えるだろう。非常に美しい風景が存在しているような気がした」

古谷 : 「空間を均質につくることは最近の流行ではあるが、何の変哲もない部屋を一変させる力があるのが素晴らしい」

赤松 : 「ものすごくシンプルな方法でも、ここまで空間の質を変えられることに驚いた」

宮城 : 「この人にしかできないことではないかと直感的に感じた」


金賞
「THE KLOCK WORX」(東京都渋谷区)
有限会社トネリコ 米谷ひろし
面出 : 「黄色にペイントするだけという単純なアイデアで、ファサードがアートになる。デザインの手法として可能性がある」

前田 : 「空間性を持った現代美術にレファレンスされている」
辻村 : 「抜けていたり、壁と天井がつながっていたりと、目を細めるといろいろな空間が見えてくるのが面白い」

宮城 : 「街に対してどういうメッセージを発しているのか、コンテンツが分かればさらに良かったのでは」


「やまこや」(長野県伊那市)
point 長岡勉
近藤 : 「単純に好きな作品。商業的な複雑さを持っている」

葛西 : 「一見突飛な仕組みに思えるが、“もの”の気持ちになると居心地よさそう」

赤松 : 「商業施設としても、いろんな体験ができそうな魅力的な空間」

前田 : 「魅力的な造形だが、美術館の“Hands-on 展示”から発想したのではないかと思うが、“もの”に焦点が合っておらず、棚としてのデザインが強いのが残念」


「空気のような舞台」(オペラ「ル・グラン・マカーブル」舞台美術)(東京都渋谷区)
株式会社中村竜治建築設計事務所
グエナエル : 「壁と天井をつくり内側から発想するインテリアに対して、これは外側から来たアイデア。アートの影響がインテリアに流入しつつあるように感じた」

前田 : 「単純なようでいて実は複雑なプログラムでできており、ひもを用いて建築的かつ構造的に解決された舞台装置。舞台美術という視点から捉えると様々な議論があるものの、空間体験してみたいと思える魅力的なデザインである。100点の中で唯一動きがあった作品」


「中勢以」(東京都世田谷区)
株式会社DesignEight 藤井信介
株式会社エイト 西澤明洋
辻村 : 「“コミュニケーションデザイン”の視点から考えると、ここで“起こること・もの”がデザインと合致していて魅力的」

近藤 : 「大変難しいプログラムだが、店舗として、またデザインとして、真正面から取り組んでいる作品に久しぶりに出合えた」

前田 : 「“実店舗”という言葉がネットで使われている時代に、異常なまでの商品への愛情とこだわりを感じる。そのなかで、インテリアデザインもそのしかけとして収まっている」

宮城 : 「非常に完成度が高いが、ほかにも解決策があったようにも思う」


「WA−現代日本のデザインと調和の精神」展
有限会社トネリコ 米谷ひろし+君塚賢
古谷 : 「その場所に行って箱を覗かないと分からなかったり、展示品が一目瞭然でないのがいい」

前田 : 「展示室に入った時に、作品の絶対的な物量をどう見せるかが大事。箱やルーバーなど、少しだけ開いているという見せ方は非常に効果的だと思う」

ニコラ : 「古いビルの中に全く違う世界を入れ込み、天井高のある建物の中で、展示室の高さはあえて低く設定しているのが面白い」

近藤 : 「あまりにミニマルで、うまく出来過ぎている」



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 ◆ 取材協力 : 社団法人 日本商環境設計家協会(JCD)東京デザインセンター
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