作品名
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『アトモス 〜セルフパッケージングムービー〜』
アトラクション
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作者氏名・プロフィール
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atMOS Project
小田部 巧(代表)
2002年慶応義塾大学大学院稲蔭正彦研究室(imgl)内でロケーション・ベースド・エンターテインメントを研究するグループとして発足。
代表は同大学大学院政策・メディア研究科修士2年の小田部巧(System Direction)。
主メンバーは、同プロジェクト修士2年の徳久悟(Interface Design /Visual Effect)、同大学卒業の勝呂冠宇(Sound Programming)。
受賞作品は、2003年度のSIGGRAPH Emerging Technologiesにも採択された。
各メンバーは、それぞれ特化した映像制作、音楽制作、インスタレーション制作も行っている。
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作者コメント |
このたびは奨励賞を頂戴しまして誠にありがとうございます。
エンターテイメントコンピューティングという言葉があるように、私たちはメディアアート、インタラクティブアートとは異なるアプローチをとり、エンターテイメントとは何かを常に問い続け、新たなアプローチからメディアデザインを行っています。
その背景には、-だれもが楽しめ、感動を付与し、創造性を刺激する体験型メディアの提供する-というコンセプトが存在し、atMOSもまたそれを体現しています。
今後もこの受賞を励みに作品を作り続けていきたいと思います。
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贈賞理由 |
携帯電話でのコミュニケーションやクラブでのダンスは現代の多くの若者にとって日常的な行動となっている。
手軽に行えるコミュニケーションや自己表現が支持されている理由だろう。
この作品はこれらを高度に融合させた作品である。
ダンスによる参加型アトラクションで、しかもそこで作られたムービーを携帯電話で送って楽しむことが出来る。
パーソナルな自己表現とそれをもとにしたコミュニケーションの組み合わせは、それぞれの特性を越えて今までにないエンターテインメントの可能性を感じさせた。
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