Art Award おおたかの森 2025 結果発表
募集内容

「Art & Music おおたかの森 2025」のキービジュアル
約3週間に渡って開催されるアートと音楽の祭典を表現した、抽象的なキービジュアル

  • ※データ提出のみの受付となります。
  • ※作品情報には、タイトル、コンセプトを一緒に記載ください。

【「Art & Music おおたかの森 2025」について】

  • 会期:2025年11月1日(土)~24日(月・振休)(予定)
  • 会場:流山おおたかの森S・C、森のまち広場(予定)

期間中、アート作品の展示やワークショップ、音楽ライブなど様々なイベントを開催。
流山おおたかの森駅周辺がアートと音楽に彩られ、まちに文化が花開きます。

参考

【作品の使用について】

大賞・優秀賞は、「Art & Music おおたかの森 2025」のキービジュアルに採用し、イベントの広報物や装飾物などに使用します。

  • ※使用内容は現時点の予定です。主催者の都合により変更となる場合がございます。
  • ※優秀賞は使用しない場合がございます。
審査員
  • 坂崎千春
    絵本作家、イラストレーター
  • 中間 理
    流山市役所総合政策部 マーケティング課 ブランディングマネージャー
  • 小沼俊一郎
    流山おおたかの森S・C 東神開発株式会社 SC事業本部 千葉事業部長
  • 大賞 1点 : 賞金20万円
  • 優秀賞 2点 : 賞金5万円
  • ※大賞・優秀賞は、「Art & Music おおたかの森 2025」のキービジュアルに採用し、イベントの広報物などに使用します。
  • ※使用内容は現時点の予定です。主催者の都合により変更となる場合がございます。
  • ※優秀賞は使用しない場合がございます。
募集期間

2025年5月16日(金)~7月30日(水)23:59まで

審査方法

一次審査:最終審査で展示を行う上位10点を、審査員により選考します。

最終審査:上位10点をA2サイズで出力し、2025年8月29日(金)~9月11日(木)の期間中、流山おおたかの森S・Cにて展示し、一般投票を行います。
審査員評価と投票結果を踏まえ、大賞・優秀賞を決定します。

応募総数

224点

投票総数

627票

大賞

イロドル、オオタカ

「イロドル、オオタカ」
五味ひなの

<コンセプト>

おおたかの森のアートや音楽によってオオタカが彩られ、羽ばたいていく。そして羽ばたいたオオタカがおおたかの森の新しい未来を彩っていく。そんなふうにおおたかの森に彩りを与えていくような祭典になってほしいという願いを込めました。

優秀賞

  • イロトリドリ

    「イロトリドリ」
    たのち

    <コンセプト>

    捨てられるはずのものや廃棄されるものにデザインや手を加え、元のもの以上の価値を作り出すアップサイクルの概念を絵にしたい、と考えました。最終的にパッチワークから着想を得て、多様な切れ端が集まって新しい価値を創造する、という様子を表現しました。いろいろな布切れは、多様性や個性の違いを表し、それらがつなぎ合わさって大鷹となっています。おおたかの森はそういった違いを包括する街であって欲しいと思います。

  • VIVA! 流山おおたかの森

    「VIVA! 流山おおたかの森」
    OHAGI

    <コンセプト>

    東武アーバンパークラインとつくばエクスプレスが交差し、街として発展しつつも、自然豊かな「流山おおたかの森」。そんな魅力的な「流山おおたかの森」でのアートとミュージックが交差し織りなす新しい文化によって、街がにぎわう様子を表現しました。また、そこから様々な新しい「文化の卵」が産まれることを願い、ペイントされた音符を「文化の卵」に見立てて散りばめました。

一次審査通過作品

  • おおたかの街と音楽と

    「おおたかの街と音楽と」
    大川航世

    <コンセプト>

    おおたかの森の自然や家庭を表現しつつ、音楽を交えたポップなデザインにした。たかのデザインや木のように見えるギター、さらに白色の部分を読むとローマ字で「OTAKA」となっているなど子供の遊び心を感じ取れるようなデザインを取り入れることによっておおたかの森の遊び場感を表現しました。

  • green

    「green」
    真島茉里

    <コンセプト>

    自然の美しさを知り、文化を楽しみながら創造し続ける大人たちの姿。自然に触れ、文化に囲まれ、そんな大人たちを見て育つ子どもたちを描きました。そんな子どもたちの未来が明るいものであるように願いを込めて。OTAKAのアルファベットをこっそりと仕込みました。気がついていただけましたら大変嬉しく存じます。

  • Colorful Strokes

    「Colorful Strokes」
    小針卓己

    <コンセプト>

    アートや音楽に正解はありません。誰もが自由に楽しめるものです。今回のキービジュアルでは、年齢や性別、国籍などあらゆる垣根を超えて、それぞれの楽しみ方で表現を味わう人々の姿を描きました。ふらっと通りかかった人の目にも留まるように、ポップで楽しそうな雰囲気を意識しています。キービジュアルを通して「ちょっと覗いてみようかな…!」と足を運んでもらえることを願っています。

  • ファーストソングリリース

    「ファーストソングリリース」
    矢内恒成

    <コンセプト>

    「オオタカが芸術を嗜んでいる姿をジャケットにした曲」

  • 調和

    「調和」
    kanijungle

    <コンセプト>

    大鷹の指揮のもと、“アートと音楽の祭典”において、人と街と自然が調和し、美しいハーモニーを奏でることをテーマに制作しました。空に人を描き、街の方に大鷹を描くことで、異なる環境に暮らすもの同士が互いの生活環境や文化などを理解し、尊重できるイベントとなるよう、願いを込めて制作しました。

  • 自分だけの翼

    「自分だけの翼」
    小田 烈

    <コンセプト>

    コンセプトは「アートと音楽、自由の可能性」です。個性豊かな音楽やアートが集う流山市。様々な作品に触れることで、「自分も創りたい」という思いが芽生える人も多いのではないでしょうか。自由を夢見る若者の背中に手描きの鷹の翼を授けることで、アートと音楽の持つ無限の可能性を表現しました。

  • おおたかの森のアーティスト

    「おおたかの森のアーティスト」
    青木甚市

    <コンセプト>

    おおたかの森で、アーティストたちにより繰り広げられる「アートと音楽の祭典」。アートの絵の具の色使いや音楽の楽器の音色と、共通点の「色」に着目し、サイケデリック調に制作してみました。流山を訪れた人々が、自然と芸術にふれて胸ときめく時間を過ごしていただけたら幸いです。

審査員総評

  • 坂崎千春

    撮影/黒澤義教

    坂崎千春(絵本作家、イラストレーター)

    「Art Award おおたかの森」の「平面グラフィック部門」では、アートと音楽の祭典「Art & Music おおたかの森 2025」を表現したキービジュアルを募集しました。
    今年は過去最高数の応募があり、レベルも上がっていて見応えある作品が多かったです。

    審査の際は「アート」と「音楽」の両方が表現されていること、「おおたかの森」のイメージを伝えていることを意識しました。

    大賞の「イロドル、オオタカ」は、おおたかの身体を、楽器、電車、葉などで構成し、おおたかの森で行われる祭典のイメージをよく表現しています。羽ばたくおおたかを斜めに配置して、右下に生まれた余白も心地よいです。

    優秀賞の「イロトリドリ」は、パッチワークでおおたかを表現するアイデアが楽しいです。パッチワークのピースが多様性と個性の違いを表現し、それが集まって新しい価値観を表現している、という作者の意図がよく伝わってきます。

    優秀賞の「VIVA! 流山おおたかの森」は、色々なものを「交差」させて「文化」という概念を表現していてすばらしいと思いました。群衆の配置にもリズムがあってよかったです。

    入賞作品の中には、人物のイラストレーションが魅力的なものが数点ありました。魅力的な人物が描けるということは大きな財産です。これからも描き続けていってほしいと思います。参加してくださった方々、すばらしい作品をありがとうございました。


中間 理(流山市役所総合政策部 マーケティング課 ブランディングマネージャー)

今年もたくさんの方に、流山のまちの魅力を、音楽と芸術に掛け合わせて表現いただけたことを厚く感謝申し上げます。

今回の応募作品は、流山市の特徴である緑豊かな住環境やまちの活気が表現されているだけでなく、それぞれの個性がきらりと光る作品が多かった印象を受けました。沿線のつくばエクスプレス開業から20年となる節目の年。流山も発展を遂げ、市民の皆さんや流山を訪れてくださる方など、各人各様の流山のイメージが生まれてきていることが感じられ、大変嬉しく思います。

文化的な側面からまちを盛り立てていただいているArt Awardも今年で7年目を迎え、流山に住みたい・住み続けたいと思っていただけるような魅力の一つとなっています。まちづくりの一環として、継続して開催していただいている東神開発株式会社様に感謝申し上げます。


小沼俊一郎(流山おおたかの森S・C 東神開発株式会社 SC事業本部 千葉事業部長)

「Art Award おおたかの森 平面グラフィック部門」にたくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございます。
今回は過去最高数の応募をいただき、また、例年以上にすばらしい作品が多く、審査側としても非常に悩ましい審査となりました。

大賞の「イロドル、オオタカ」については「Art & Music おおたかの森 2025」の媒体として活用させていただきます。
期間中は様々なイベントを行いますので、併せてお楽しみいただければ幸いです。

最後に、ご応募いただいた皆様、投票いただいた皆様に、主催者として深く御礼申し上げます。
今後とも変わらぬご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。