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【公募情報】2025年春開館予定の鳥取県立美術館のロゴ・シンボルマークを募集
2022/05/27 15:00
鳥取県教育委員会と鳥取県立美術館パートナーズ株式会社は、鳥取県倉吉市に2025年春に開館予定の鳥取県立美術館のロゴ・シンボルマークを発表した。
同ロゴ・シンボルマークは、2022年に応募資格不問で公募がおこなわれた。1,726点集まったデザイン案の中から一次審査で6点に絞られ、その後LINEによる一般投票を経て、最終審査で最優秀賞1点と優秀賞5点が選定された。
最優秀賞となったのは、兵庫県在住・56歳の工業デザイナーである原寿夫さんの作品。原さんはシンボルマークデザインの意図を、「鳥取(TOTTORI)の複数ある「T」を県民一人ひとりに見立て、その「T」の集積によって美術館のシルエットを構成、県民が主体となる美術館を目指した」と説明している。
また、「T」と「T」の隙間には「隙間を埋めていく=皆で大切につくり上げていこう」というメッセージが込められており、建設後の活用こそが重要であることを示している。参加しやすい『開れた場』であることも表現。多彩なものが集まり賑わうイメージが「 OPENNESS !」を目指す鳥取県立美術館の方向性と合致していると評価された。
ロゴは、「文字の持つ特徴的な部分を抽出し再構築することで、高い視認性とユニークさが両立したオリジナリティのあるデザイン」を目指し、できるだけシンプルにまとめながら、シンボルマークとデザインイメージが調和するスタイルに仕上げている。
公式ホームページ
https://tottori-moa.jp/news/3389/