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2020/07/17 10:00

【公募情報】「第6回痴漢抑止バッジデザインコンテスト」が一次審査員を募集

痴漢抑止バッジ販売されている痴漢抑止バッジのデザイン。付けやすさとメッセージ性を両立させたデザイン

電車などでの痴漢をとどまらせるツール「痴漢抑止バッジ」のデザインを募るコンペ「痴漢抑止バッジデザインコンテスト」。今年で6回目を迎える同コンテストでは、バッジのデザイン募集に先がけ、一次審査に参加する審査員を募集している。定員10名、締切は8月20日。

同コンテストは、女子中高生が抵抗なく身に着けられ、かつ加害者が痴漢行為を自制したくなる缶バッジのデザインを学生に募集するもの。2019年は731点の応募があった。

今回募集が開始された、一次審査の審査員の応募対象は、18歳から22歳で女性の大学生・専門学校生。主催によると、対象者の設定理由については、2018年に行われたハラスメント被害の実態調査で「性的犯罪は、男性より女性の方が数倍多く被害に遭っている」「痴漢被害が最も多い年代は10~20代」などの結果が出ていることをふまえたという。「一番当事者に寄り添えるであろう方々に、一次審査に協力していただきたいと考えています」とコメントしている。

一次審査は9月12日~17日の期間に審査員の自宅PC上で行われるため、全国どこにお住まいの方でも応募可能だ。また、二次審査は中学校・高校で実施され、男子生徒も審査に参加する。最終審査では広く一般投票を開催する予定だ。

公式ホームページ
http://scb.jpn.org/20200623/7347

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