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2019/06/12 18:00

【イベント】今週末まで!第22回文化庁メディア芸術祭受賞作品展が東京・お台場で開催中

第22回メディア芸術祭 受賞作品展 展示風景(watage)アート部門新人賞「watage」((euglena) /日本)
本物のタンポポの綿毛をモジュールにした作品群で、展示会場の空間ごと味わいたい。
作品紛失事故が起きたが、人員配置など運営体制を見直した上で展示を継続。

6月16日(日)まで、東京・お台場の日本科学未来館や国際交流館ほか、お台場エリアの様々な施設を会場として「第22回文化庁メディア芸術祭」の受賞作品展が開催中だ。

同芸術祭は、アート・エンターテインメント・アニメーション・マンガの4部門で優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の展示会や関連イベントを行う、メディア芸術の総合フェスティバル。今回は2018年8月1日から10月5日まで作品募集期間が設けられ、これまでで最多となる世界102の国と地域から、4,384作品の応募があった。

受賞作品展では、アート、エンターテイメント、アニメーション、マンガの4部門で32点の受賞作品、124点の審査委員会推薦作品、功労賞4名に関する展示が行われている。

第22回メディア芸術祭 受賞作品展 展示風景(チコちゃんに叱られる!)

エンターテイメント部門大賞の「チコちゃんに叱られる!」(『チコちゃんに叱られる!』制作チーム/日本)。モニターで制作秘話が語られている。内覧会にはチコちゃんも参加した

第22回メディア芸術祭 受賞作品展 展示風景(Lasermice)

アート部門優秀賞「Lasermice」(菅野 創/日本)。60台の自走する小型ロボットを用いて、有機的にリズムを生成するインスタレーション。ぜひ会場で実際に光と音を体感して欲しい

左:アニメーション部門新人賞「The Little Ship」(Anastasia MAKHLINA/ロシア)制作風景パネル、使用されたモジュールなど
右:同部門大賞「La Chute」(Boris LABBÉ/フランス)上映の様子。受賞作品展では受賞作が上映されており、各国の作品を一度に楽しむことができる

また、会期中にトークやシンポジウム、ワークショップ、作者自身による作品のギャラリートーク、解説を聞きながら作品を鑑賞できる鑑賞プログラムなど、多様なイベントが開催されている(一部は要申込)。

国内外の多様な表現形態を含む“時代(いま)を映す”メディア芸術作品を体験できるのも、あとわずか。公式ホームページでスケジュールを確認の上、ぜひお出かけしてみてはいかがだろうか。

開催概要

●会期
2019年6月1日(土)~6月16日(日)
10:00~17:00

●会場
日本科学未来館( 東京都江東区青海2-3-6)
および周辺施設(フジテレビ湾岸スタジオ、東京国際交流館、BMW GROUP Tokyo Bay、シンボルプロムナード公園 他)

●入場料
無料

公式ホームページ
http://festival.j-mediaarts.jp/?_ga=2.8240567.464694041.1560214863-1137405514.1559878162

取材・文・撮影:猪瀬香織(JDN)

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