結果発表
第10回 雪のデザイン賞
2020/01/08 10:00
初雪が降り始めた地域も多い今日この頃。世界で初めて人工的に雪の結晶を作った物理学者・中谷宇吉郎(1900~62)は「雪は天から送られた手紙である」という言葉を残している。
中谷宇吉郎が生まれた加賀市にある科学館「中谷宇吉郎 雪の科学館」では現在、「第9回雪のデザイン賞」入選展が開催中だ。
同賞は、雪や氷をモチーフにした作品のデザインコンペ。ジャンルは不問で、中谷宇吉郎の生誕100年にちなみ2000年から開催されている。
今年は全国から192点の作品が集まった。その中から川上元美さんをはじめとする審査委員が選んだ34点の入選作は、雪の冷たさ、透明感、繊細さをさまざまな角度から表している。
同館は公式ツイッターで「今回の入選作品は繊細で美しく、今までにない新しい感覚を与えてくれる作品ばかりでした。間近でじっくりご覧いただきたい」と、来場を呼び掛けている。
作品展は来年2月13日まで開催中。この冬近隣にお出かけの方は、ぜひ立ち寄ってみてはいかが?
期間:
2017年10月26日~2018年2月13日
会場:
雪の科学館・加賀市内の公共施設
中谷宇吉郎 雪の科学館 公式ホームページ
http://kagashi-ss.co.jp/yuki-mus/yuki_home/