一般公募された、上野動物園の赤ちゃんパンダの名前が「シャンシャン（香香）」に決定。今日、東京都の小池知事が記者会見を開いて正式発表した。

赤ちゃんパンダは6月12日に生まれたメスで、父親は「リーリー（力力）」、母親は「シンシン（真真）」。順調に育っており、今月20日に生後100日を迎えた。名前は2017年7月28日～8月10日に公募され、インターネットや郵送、園内の募集箱を通じて過去最高となる32万2,581件の応募があった。

シャンシャン（香香）の応募件数は5,161件。呼びやすい名前で、漢字の「香」は花開く明るいイメージを持っている。

他に応募が多かった名前は、ルンルン（12,154件）やメイメイ（11,191件）など。

公募された名前は、まずジャイアントパンダ名前候補選考委員会が検討。選考委員には女優で日本パンダ保護協会名誉会長の黒柳徹子さんや、上野動物園長の福田豊さんが名を連ねた。応募があった名前候補の上位100点を対象に、国内外のパンダについている名前や既存のキャラクター名・商品名などを除外したうえで8候補に絞り込まれた。「シャンシャン」は候補8点の中でもっとも応募数が多く、選考委員会でも高評価を得ていた。

これらの評価をもとに、商標登録の詳細調査や中国協議を経て、正式に「シャンシャン（香香）」が選ばれた。

「シャンシャン」に応募した方へは、抽選で1,000名に、動物園から記念品が贈られる。

上野動物園ホームページ
http://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/