連載

コンテストやデザイン・アートに関わることを、ゆるりと更新します

応募者は増える?SNS広告によるコンテスト告知

新しい年が始まり、早くも1月も半ばとなりました。
本年も皆さまどうぞよろしくお願い申し上げます。

この時期、コンテスト自体も新年度の募集に向けて動き出し始める主催者さまも多いのではないでしょうか。その中でコンテストを成功させる鍵の一つが応募者の増加かと思います。
今回は、「応募者増加に向けたSNS広告活用のメリット・デメリット」についてご紹介いたします。

コンテスト募集におけるSNS広告

SNSは、現代の情報伝達手段として重要な役割を担っています。特に学生層や20代はSNS利用率が最も高く、この層をターゲットにしたコンテストではSNSが強力な告知ツールとなり得ます。

SNS広告活用のメリット

SNS広告活用の最大のメリットは、コンテストの情報を多くの人に向けてすばやく届けることができる点です。特に、SNS利用者が多い学生層や20代をターゲットにしたコンテストなら、SNS広告とその拡散を通じて一気に認知度が上がるので、応募者の増加が期待できます。

また、SNSはターゲット層に合わせた広告配信ができる点も大きな利点です。例えば、FacebookやInstagramでは、年齢、性別、地域、興味関心などのデータを基に広告をターゲティングすることができるため、コンテストの内容に最適な属性のユーザーに絞ってアプローチが可能です。

SNS広告活用のデメリット

一方でSNSは情報の流れが非常に速いため、コンテスト告知が目立たないケースが多くあります。そのため、広告の表示回数は多いのに、クリック率は低い傾向にもあります。多くの投稿が流れる中で目立つためには、創造的で魅力的な内容やデザインが求められるため、効果を出すための競争が激しくなる可能性が高いです。

また、SNSの特性上、閲覧者の年齢層に偏りが出ることもあります。例えば、Tiktokは10代が、InstagramやXは20〜30代が中心、50代以上はSNS全般の利用率が低いなど。全ての年齢層に均等に届くわけではない上、コンテストのターゲット層によってはSNS広告が向かない場合があることを考慮しましょう。

SNS広告を効果的に活用するには

このようにSNS広告はコンテストの認知度向上に大きな効果をもたらす一方で、デメリットも十分に理解し、活用方法を工夫する必要があります。そのためSNS広告だけに頼るのではなく、複数の告知を組み合わせることが効果的です。例えば「登竜門」の広告では、閲覧者はコンテストの情報を得るために能動的に検索しており、応募意欲が高い層へ情報を届けることができます。さまざまな告知方法を効果的に組み合わせて、応募者の増加へつなげていきましょう。

当社ではSNS広告運用と「登竜門」広告とを組み合わせた告知業務を承ることが可能です。コンテスト運営についてさまざまな課題解決やサポートをおこなっておりますので、ご質問やお悩みなどもお気軽にお問い合わせください。