コンテスト運営において知っておくと便利なExcelの小技をご紹介するシリーズ。
第三弾は審査会の時に便利な「rank関数」です。
※こちらでご紹介するのはWindowsユーザー向けとなっております。また、PCの仕様やマイクロソフトオフィスのバージョンによっては対応していない可能性もありますのであらかじめご了承ください。
「rank関数」は数値のランキングを表示できる数式です。
この関数を使う場面として、例えば審査員が一人ずつ「私はこの作品が良いと思う」と意見を述べて投票していく形式の審査会の時。リアルタイムで投票数やランキングを反映させて進めていきたい場合に、rank関数が役に立ちます。
ランキングを表示するセルを用意し、小計が表示されるセル(下図 G2)と、比較の対象の範囲(下図 G2~G5)を指定するだけです。
これによって記録係が投票数や得点を記入していくと、H列に自動計算でランキングが表示されます。
得点の列を選択して「降順に並べ替え」の操作でも、順位を知ることはできます。しかしリストの順番が変わると混乱が起きてしまったり、操作にやや手間とタイムラグが生じてしまいます。
rank関数でランキングをリアルタイムに共有することで、審査会のライブ感も高まります。
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