「コンテスト白書2022」の集計をしていて気になったことの掘り下げ第2弾です。
今回は「コンテストの名称に回数や年号をつけるか」ということについて取り上げます。
これらはコンテストの名称とともに決めておく項目でもあります。
ちなみに「コンテスト」「コンペティション」「公募」などの違いについては、過去記事をご参照ください。
『登竜門』の2021年掲載実績(2552件)から内訳を算出すると、下記のようになります。
※「年号」は西暦と元号の表記を含みます。
「回数(第○回)」を表記するケースが圧倒的に多いようです。
コンテストを継続して開催する場合、年号や回数をつけた方が後々に区別や整理がしやすいです。
「初開催の反響を見て、次回開催の有無を決めたい」という場合には、ひとまず年号をつけておくと、後に受賞結果のアーカイブも作りやすくなります。(「第1回」と付いていると、応募者に「第2回もあるかも(チャンスはまだある)」と期待をさせてしまうことがあります)
2021年には「第1回」が名称に含まれるコンテストは56件ありました。年号表記のコンテストもあるため正確な件数まではわかりませんが、少なくとも50件を越える初開催コンテストがあったことになります。
これほど多くのコンテストが新規で開催されていることを考えると、わたしたちも少しでもお力になれるよう、知見を積んでいきたいと思います。