「登竜門」の掲載実績と読者アンケートのデータをまとめた「コンテスト白書2022」を先日公開しました。
このコラム連載では「コンテスト白書2022」の集計をしていて気になったことを、さらに掘り下げてみようと思います。
第一弾は、コンテストの締切 について、365日分を見渡してみます。
コンテスト白書では、月別・日別の締切件数グラフを載しています。
月別では「9月が多い」こと、日別では「月末と10・15・20日が多い」こと、そして「9月30日締切が最多」であるということは『コンテスト白書』内にも記載しています。
では締切の件数を365日ベースで見たらどうなるのか、ヒートマップにしてみました。
どの月においても、月末を締切に設定することが多いことがわかります。それどころか、月末締切が多すぎるあまり、他の日における差異がわかりません。
そこで、月末を締切とする企画を削除すると、こうなります。
15日がどの月においても多い傾向であることがわかります。また、10日は9月が最多で、20日は8月と9月が多いです。
日別で細かく見ると、月による偏りもあるようです。
締切の決め方は、審査/結果発表スケジュールから逆算する、覚えやすい日付にする、などがあります。
応募が取り組みやすいよう、連休や長期休暇を応募期間に含めることも検討に入れるといいでしょう。
次回のコラムでは「第○回や年号をコンテスト名につける?」というテーマでお送りします。
お楽しみに。