応募作品数:テーブルウェア・キッチンウェア部門55点(39人)、インテリア・エクステリア部門30点(21人)、アクセサリー・ステーショナリー・その他部門5点(4人)
入賞作品数:9点
主催:常滑市
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長三金賞【インテリア・エクステリア部門】
青木寿美子
山田節子「多様なかたち、多様なサイズ、多様な役割の蓋物たち。心地よい風景を見るような詩情溢れる一群の作品です。それぞれが丁寧に作られていて、蓋の治まりも良く、絵付けにも作者のセンスが感じられ、金賞に相応しい仕事です。」
長三賞【テーブルウェア・キッチンウェア部門】
水野陽景
高橋孝治「新しい茶器としての魅力を持っています。土の質感や仕上げの繊細さに、常滑茶器の伝統を感じながらも、日本茶以外でも使ってみたいと思うものに仕上がっています。私は特に、茶注が美しいと感じます。」
長三賞【インテリア・エクステリア部門】
三浦千穂
辻 孝二郎「自然でシンプルな形と色、文様で構成。現代のインテリア空間にふさわしく、いろいろな壁に掛けて、野の花を一本入れて見たくなる作品。水の出し入れに不便があるものの、それを上回る魅力がありました。」
長三賞【アクセサリー・ステーショナリー・その他部門】
大島和子
山田節子「伝統的な常滑焼の彫刻や絵付けを新鮮な視座で見つめたことで生まれた秀作。とりわけ、いん刀でグレーの化粧土に繊細な線彫りで描き出した花のシリーズは、洗練された金具や紐と組み合わせ、ファッション性の高い仕上がりが期待される製品です。」
奨励賞【テーブルウェア・キッチンウェア部門】
伊豫田重正
辻 孝二郎「陶器の釜は時々見かけることはありますが、風情(ふぜい)を醸す錆び味と斬新に上に伸びる形に個性・特徴があります。さらに鉄器を越えるやきもの手が加わることを期待します。」
稲葉秋二
高橋孝治「布生地を用いて施した最小限の装飾と、急須の大きめの蓋が、この作品の2大要素。外観の魅力と、日用の使い勝手(機能性)のバランスが、高い技術とセンスで成立していると感じます。」
前川淳蔵
辻 孝二郎 「異なった素地の色の組み合わせは、これまでいろいろありますが、この作品は大胆さやダイナミックさを感じさせます。未完成の力強さとも思えますが、伝統への果敢なチャレンジが評価できます。」
豆青窯
山田節子「伝統的な常滑の土を生かした端正なフォルムの器。内側に艶を控えたプラチナ化粧を施すことで、控え目な華やぎが、和洋の垣根無く、料理を引き立てる器に仕上がっています。今は、鉢以上に皿文化の時代。皿形状の器も是非にと思います。」
奨励賞【インテリア・エクステリア部門】
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