第9回 昭和シェル石油 環境フォトコンテスト[わたしのまちの○と×]

募 集 終 了

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第9回目を迎えた環境フォト・コンテスト「わたしのまちの○と×」。今回は5,418作品もの応募があった。
入賞作品は、台場のシェルミュージアムにて、2014年1月31日(金)まで展示されている。実際に写真をご覧いただき、身近なまちの環境について考えて頂きたい。

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応募作品数:5,418作品
入賞作品数:53作品
主催:昭和シェル石油

ここでは、入賞作品の中から、銅賞以上に選ばれた作品6点をご紹介します

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ジュニア部門/金賞

命の重み
「命の重み」

尾崎聡悟

【○】場所:金光教の裏山/日時:2013年8月13日
【×】場所:笠岡市のホームセンター/日時:2013年8月4日

撮影者コメント

○の写真はカブトムシが自然の森の中で生き生きと過ごしている写真です。×の写真は、大切な命に人間が値段をつけて販売している写真です。私達人間の勝手な都合で虫たちを元の生活場所から連れさり、人間がつくったせまい虫かごの中に拘束し、人工の昆虫ゼリーを食べさせ、慣れない環境であきたり死んでしまったら捨ててしまいます。無責任だとは思いませんか?

ジュニア部門/銀賞

虹、にじ?
「虹、にじ?」

高谷果歩

【○】場所:スーパーマーケットの駐車場から/日時:2013年8月13日
【×】場所:家の駐車場/日時:2012年9月17日

撮影者コメント

買い物帰り、ふと空を見上げるときれいな虹が2本。なんだか幸せな気持ちになって、何かいいことが起こりそうな予感。天からの贈り物かな。駐車場、ふと足もとを見ると地面ににじ?これはにじなのでしょうか?同じようにカラフルだけれどガソリンは臭いし幸せな気持にはなれません。水に流れ込んで汚していく水へのいやがらせ。私たちは人と環境の両方の気持ちを考えながら生活していくべきだと思います。

ジュニア部門/銅賞

地球の再生
「地球の再生」

山本紗希

【○】場所:香川県三豊市詫間町/日時:2013年8月6日
【×】場所:香川県綾歌郡宇多津町/日時:2013年9月1日

撮影者コメント

元は同じ電化製品でも、使われ方によっては異なる最期を迎えます。リサイクルされて新たな資源へと生まれ変わるか、ゴミとなるか、それは環境問題へも大きな影響を与えます。地球の資源は有限です。そんなかけがえのない資源を後世に残していくためには資源の有効活用することが大きな鍵となります。地球のためにも、私たちのこれからのためにも、自分たちの住む地球が綺麗であるためのリサイクルの大切さを表現しました。

一般部門/金賞

“Cool” Japan is “Heat” Island.
「"Cool" Japan is "Heat" Island.」

細川孝之

【○】場所:東京都台東区浅草/日時:2012年5月6日
【×】場所:東京都港区浜松町/日時:2013年8月28日

撮影者コメント

先進的なビル群、色とりどりの光・・・東京の夜景はその美しさから世界的にも高い評価を受けている。水辺に立つスカイツリーと青色のLEDに彩られた川は、まさに「Cool Japan」の代名詞。一方赤く色づく猛暑の東京タワー。コンクリートに覆われた都心は、ヒートアイランド現象により「Hot」な街に変わってきている。日本の先進的な文化を世界に向けて発信する一方、その内実まで「Cool」であると言えるのだろうか。

一般部門/銀賞

オニバス 危うし
「オニバス 危うし」

犬持光男

【○】場所:亀岡市馬路町池尻/日時:2013年8月16日
【×】場所:亀岡市馬路町池尻/日時:2013年8月22日

撮影者コメント

ここ亀岡の池で京都府唯一自生しているオニバスが、ほぼ毎年池面を覆います。ところが近年池の外周域で生育が少なくなってきました。原因は特定外来生物のヌートリアの食害によるもので、岸近くで小さな花を見る事ができなくなっています。近年の環境変化は外来生物、特に、特定外来生物による日本固有種の衰退があります。日本の美しい風景を守るためにも、人間の欲望を抑えないと、いつかしっぺ返しがくるのではないでしょうか。

一般部門/銅賞

哲学の木の憂鬱
「哲学の木の憂鬱」

宮本典佳

【○】場所:北海道美瑛町/日時:2012年11月15日
【×】場所:北海道美瑛町/日時:2013年8月19日

撮影者コメント

美瑛町の「哲学の木」は、四季折々昼夜を問わずポスターやカレンダーなどあまたの作品のモデルになってきた有名な木です。しかし昨今、傍若無人な観光客が、立入禁止を無視し木の側まで行くようになりました。怒った地主さんは木の幹にペンキで×印を書いてしまいました。ここで×なのは、この地主さんの行為ではありません。大切な生産の場である畑ということを忘れて侵入していく観光客の方なのです。