サービス創造大賞2013

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応募作品数:2,752作品(一般課題部門1,839作品、企業課題部門913作品)
入賞作品数:29点
主催:千葉商科大学サービス創造学部

ここでは、入賞作品の中から、一般課題部門、企業課題部門それぞれ大賞に選ばれた作品4点をご紹介します。

一般課題部門 大賞

「人物認証メモリー機能サービス」

土井由里絵(千葉県/千葉商科大学)

アイデア

出会った人の名前と顔を覚えられるようになるサービス。人の名前と顔がセットで覚えられるような端末ができたら便利だと思う。ポイントは相手に失礼のないようにその機能が使えるかどうか。例えば、何かお互いが承認することによって、再び出会ったときに相手の名前がさりげなく自分の携帯電話の画面に表示される。(センサー的なものが働いて)また、その人が伝えたいと思っていることを一言書けるスペースをつけたい。

選考理由

顔は覚えているが名前が思い出せない。おそらく多くの人にとって身に覚えのある、困ったシチュエーションだと思います。そうした身近な悩みをモバイル機器で解決しようというアイデアはまさに時流を捉えており、実現可能性の高さを感じました。このアイデアが実現すれば、人はもっと自由に楽しくコミュニケーションができるようになるかもしれません。日常の些細な困りごとではありますが、誰もが経験する問題だからこそ、このアイデアに対して大きなサービス創造の可能性を感じました。

企業課題部門 大賞

※企業名は50音順です。

●佐川急便賞
「家族便」

鈴川貴久(愛知県/一般)

アイデア

大切な家族だけに送れる「しおくり便」。単身赴任でいつも頑張っているお父さん、お母さん。夢を叶えるために頑張っている子供達にだけ使えるサービス。荷物だけを届けるのではなく、大切なメッセージも一緒にお預かりし、配送ドライバーが届け主にお伝えするサービス。家族のぬくもりを届けます。

選考理由

当社はお荷物に込められたそれぞれの「想い」も大切にお届けしております。単身で頑張るお父さんお母さんへ、単身親元を離れ頑張る子供達へ「家族便」「しおくり便」は、創造性に富んだアイデアとして共感致しました。


●JAL賞
「荷物位置情報サービス」

冨樫紗那江(新潟県/新潟県立新発田商業高等学校)

アイデア

私は、空港での荷物位置情報サービスがあったらいいなと思います。日本人も海外の人々も空港を利用する人はたくさんいます。特に夏休み、年末年始のシーズンにおいては旅行や帰省などで非常に多くの人々が空港を利用しています。そこで問題になるのは、飛行機を利用した人がベルトコンベアーから流れてくる荷物を取り間違えたり、見つけられずに時間がかかるということです。そこで、荷物にICチップまたはGPS機能を取り付けスマートフォンのアプリと連動させて位置情報を得るというサービスです。これは、ベルトコンベアーの出口部分にセンサーを取り付け荷物についているICチップ等を読み取り、本人のアプリに情報を配信するという仕組みです。ICチップ等は受付の時に取り付け、帰りに出口の所で返却する方式です。より快適な旅になるように大切な荷物の管理が出来たら安心で良いと思います。

選考理由

航空機利用の時にお預け頂くお荷物については、4名の方がアイデアを寄せてくださいました。 すべてが快適で安心な空の旅を実現するための実用的な素晴らしいアイデアでしたが、この「荷物位置情報サービス」は説明が分かり易く、お客様視点でITを活用した新しいサービスのアイデアを評価いたしました。


●ヤマト運輸賞
「リアクションプレゼントサービス」

山後 喬(北海道/一般)

アイデア

荷物を受け取った時の受取人の様子(リアクション)を撮影して、それを送り主に贈るサービス。通常、モノを送った場合、直接手渡しする場合と異なり、もらった人の反応を見ることはできません。このサービスで、荷物を受け取った人の笑顔を、送り主に逆にプレゼントすることができます。

選考理由

プレゼントを送ったときの受取人様の反応は、誰もが気になるところです。配達時の撮影については無断で撮影する訳にはいきませんので方法をよく考えなくてはいけませんが、荷物を受け取られた時の笑顔をみることができたらと想像するととても楽しい気持ちになります。