2016/12/22 10:00
撮りフェス in 室蘭 2016
応募作品数:約500点
受賞作品数:7点
主催:撮りフェス in 室蘭 実行委員会
※ここでは、大賞・準大賞・パブリック賞をご紹介します
受賞作品数:7点
主催:撮りフェス in 室蘭 実行委員会
※ここでは、大賞・準大賞・パブリック賞をご紹介します
大賞
平出美穂
- 審査コメント(一部抜粋)
- 水平線、湾、町、工場、行き交う車のテールランプ…この室蘭ならではの混在。何を思っているのか佇む女性の視線と同化する。いわば絶景というような写真ではない。それだけに小説の中のいちシーンのような物語を感じさせ、見飽きることがない。(葛西 薫)
ススキの草原、夕暮れの街、赤くそまった空。この写真には、まるで舞台か劇画のワンシーンの様な情感と言葉があります。私が後姿の写真が好きなのは、その人が見ている世界に自分も又、感情移入できるからです。(藤井 保)
輪西か御前水の山の上から撮っている風景かと思いますが、室蘭の地形がパノラマのようにわかり、良い時間帯の空にも恵まれ、ストーリー性を感じる良い作品だと思います。撮影者と人物、その先の測量山、夕焼けと奥行きを感じる作品です。(辻 佐織)
- 受賞コメント
- 何度も工場夜景を撮りに通った室蘭。よーいドン!のフォトコン。慣れ親しんだ工場夜景以外の景色でも素敵な所がある、そんな室蘭をアピールするつもりで参加しました。結果、素敵な賞をありがとうございます。
準大賞
石田直哉
- 審査コメント
- 順光による強い陰影が、断崖絶壁の岩肌の造形美を見せてくれ、なにか別の星の一角を見ているようでもある。室蘭をこうトリミングしたか、と心が動いた。(葛西)
このイタンキ浜を初めて訪れたとき、日本ではないスコットランドのような湿度と匂いを感じました。岩、草原、風、雲、全てが美しくて、少し悲しい風景なのです。(藤井)
長い間海の風を受け、地層がはっきり見えてダイナミックな写真になっています。(山岸 伸)
- 受賞コメント
- 準大賞と聞き、びっくりしてます。ありがとうございました。室蘭には初めてお邪魔しましたが、人と自然そして大きな人工物がそれぞれすぐ近くで共存している姿に感動しました。また来年も是非行かせてもらいたいと思っています。
サフワンサユティ
- 審査コメント
- 室蘭の独特な地形を切りとった良い作品です。大自然の重さや良い意味での暗さがあり、室蘭に住んでいた幼少時に意味もわからず感じていた自然との対話を思い出します。風が強くて冬など大変でしたが、同時に美しい地形を作り出しているんですね。(辻)
天空に浮かぶ岬の光景は、海や空の奥行きが美しく、陽の当たる草地と岩場の陰影も印象的です。一度見たら忘れられないような絶景を、バランスよく丁寧に切りとっています。(姫野希美)
この写真の持っている独特な色合いとコントラストが空気感を表現し写真に重みを持たせて日本でなくヨーロッパの風景を感じる。彩度を上げることによって失敗する写真が多い中、グリーンを強調して成功した写真である。(山口一彦)
- 受賞コメント
- 今年の4月に留学生として室蘭に来てから、豊かな自然の室蘭を撮っていました。今回参加したのは撮影の経験を積みたかったからなので、準大賞を頂けるとは思ってませんでした。心より感謝致します。これからも室蘭の写真を撮影し続けたいと思います。
パブリック賞
森 大輔
- 受賞コメント
- このたびは、大変素晴らしい賞を賜り、ありがとうございます。
煌く夜の白鳥大橋を撮影しまして、大変多くの皆様方にこの作品が愛されたということで、ある意味「大賞」よりも嬉しく、栄えある賞をいただきましたことに心より感謝申し上げます。