革のデザインコンテスト 2023 in 東京レザーフェア
主催:協同組合資材連
受賞作品数:21点(クリエイティブ部門:11点/プロダクト部門:10点)(佳作を除く)
※ここでは、最優秀賞・優秀賞をご紹介します
クリエイティブ部門
最優秀賞
- 作品コメント
- 残り革を使用したサスティナブルなレザー畳縁です。さまざまな革を使用することで、インテリアとして、よりスタイリッシュにレザーの風合いを楽しむことができます。
優秀賞
- 作品コメント
- 革細工ならではの造形美を目指したスツールです。革を縫い合わせることで生まれるハリのある曲面や、流れるような曲線を描くコバが特徴となっています。
一見意匠的にも見える渦のような造形は形を成り立たせるための構造的な役割と、座面にクッション性を与える機能的な役割を持っています。
プロダクト部門
最優秀賞
- 作品コメント
- レザーのペンダントランプの提案。
型押し加工により簡単にさまざまな形に加工することが可能なレザーの特徴を活かし、フラットな面にさまざまなレパートリーの形が強調されるようなデザインにしました。シンプルな造形はどのようなインテリアにもマッチし、レザーの温かみのある素材感と新規性が良い空間のアクセントになります。
名前の数字はデザインのレパートリーが更新されるごとに増えてゆきます。
- 審査コメント
- このペンダントランプ(シャンデリア)は、その直線性と洗練されたデザイン(堅牢性とも好対照)で抜きん出ていました。遊び心のある形状、光と影、そしてシンプルでありながらこのようにエレガントに皮革を扱う能力。以上の理由で、この作品を1位に決定しました。(リネアペッレ)
優秀賞
- 作品コメント
- これは自転車のチェーンをモチーフにした作品です。チェーンは一般的に金属やプラスチックで作られていますが、これを革で作ることで新たな世界観がありカラクリのような作品になっています。
- 審査コメント
- 革で作られた歯車。とても斬新で複雑、クリーンかつエレガントな工業製品で、私たちはすっかり魅了されました。まさに「型にとらわれない発想」そのものです。革を使うことの創造性は無限ということを改めて確認できました。(リネアペッレ)