結果発表
2019/01/15 10:00

革のデザインコンテスト 2018 in 東京レザーフェア

応募作品数:1750点
受賞作品数:20点
主催:協同組合資材連
※ここでは、最優秀賞・優秀賞をご紹介します
クリエイティブ部門

最優秀賞

金継ぎ
孫 静
金継ぎ
作品コメント
金継ぎとは割れや欠け、ヒビなどの陶磁器の破損部分を漆によって、接着し、金などの金属粉で装飾して仕上げる修復技法である。破損部分を漆で修復した痕跡は縄文土器にもみられます。歴史が長いです。金継ぎに芸術的な価値が見いだされるようになった文化財に指定されたり、骨董として、珍重されたりする金継ぎ陶器もあります。それに影響されて金継ぎの美しさは不完全なこと、つまりわびさびの考え方に影響されて、作品をデザインして間違ったり、直したり、成長中、不完美な私たちの美しさを表現しました。

優秀賞

インダストリアルブーツ
小林正弥
インダストリアルブーツ
作品コメント
革素材は有機素材でありながら強度が高く硬さにも違いがあることに着目し、硬い革と柔らかい革を組み合わせることで型崩れしにくいブーツとなると考えました。また硬さの違いからメカニズムな構造を表現できると考え産業用機械をイメージしたデザインとしました。
プロダクト部門

最優秀賞

ひみつの思い出帳
村田裕哉
ひみつの思い出帳
作品コメント
どんな時も身につけている靴に、ふとした瞬間に書きとめておきたい思い出を記せるメモ帳を融合させてみました。手ぶらな時も人生の貴重な一瞬をひろい集めるようなイメージで、フェイスの留め具を封筒のモチーフにしてこの靴をデザインしました。

優秀賞

躍動感
坂林拓人
躍動感
作品コメント
人間が歩く時に動く、血管、骨、などの動きを躍動感をつけて靴に落とし込みました。靴がふくらんでいる部分やウネウネしているヒールが見所です。普通のクラシックなオックスフォードのパターンと新しいデザインから生まれる高級感を感じていただけたらうれしいです。
関連記事