結果発表
2024/03/05 10:00

サンスター文具 第28回 文房具アイデアコンテスト

主催:サンスター文具株式会社

応募作品数:3583点(一般部門:2703点/ジュニア部門:880点)
受賞作品数:15点(一般部門:5点/ジュニア部門:5点/審査員特別賞:4点/サンスター文具賞:1点)
※ここでは、グランプリ・優秀賞をご紹介します
一般部門

グランプリ

ココロノマド
小高 浩平
ココロノマド
作品コメント
安心してハサミを入れることができる封筒です。
差し出す側も、受け取る側も、こころが少しクリアになります。
審査コメント
誤って大切な手紙や書類を切らないようにするには、封筒の端だけクリアにするだけで良いというアイデアにハッとさせられました。
大袈裟ではない、ちょっとした工夫や気遣いが、身の回りの課題や問題をクリアし私たちの気分を晴れ晴れとクリアにすることを教えてくれるアイデアです。
「ココロノマド」(心の窓)は、封筒に限らず、「新しい世界をアイデアでクリアする」ためのスイッチ・ワードになるように思いました。(安次富 隆)

優秀賞

フチで止まるカッターマット
西尾 仁、古川 礼規
フチで止まるカッターマット
作品コメント
誰しも一度はカッターマットをはみ出して机に傷をつけてしまったことがあるのではないだろうか。
これは、切る物によってカッターマットが見えない状況で起きやすいと考えた。
そこで、視覚的にマットの終わりが見えない状況でも、自然に刃が止まり、マットの終わりが明確になる構造を考えた。
従来のカッターマットは、カット面には軟質塩化ビニルを、裏面には貫通防止として硬質塩化ビニルを組み合わせて作られていることが多い。
今回の提案では、カット面の「縁」も硬質塩化ビニルを使用することにより従来の素材を変えることなく、「縁」で刃が止まるカッターマットにしている。
審査コメント
カッターマットはよく使いますが、作業に夢中でマットが外れたところでもカッターを当ててしまい、机を傷つけることが多々あります。
こちらのアイデアは見た目は地味かもしれませんが、かゆいところに手を入れてくれたような気持ちよさがありました。
文房具の進化とはまさにこのようなアイデアの積み重ねだったのではないでしょうか。(武笠 太郎)
おさかな穴あけパンチ
阿部 ナディアリ悠楓
おさかな穴あけパンチ
作品コメント
普段だったら捨てるだけのものを、あえてクリアに見えるようにし、そしてそれを可愛く、楽しいものに変えたいと思いデザインしました。
審査コメント
本体の底面に新しい世界を、捨てられるだけだったモノに少し手を加えて新たな価値を産み出しています。
誰かに話をしたくなるような素敵なアイデアだと思いました。(KREVA)
雲を描く日記(くもをえがくにっき)
真石 理有子、紀 則正
雲を描く日記(くもをえがくにっき)
作品コメント(一部抜粋)
新しいまっさらな日記に何を書こうかとわくわくしていたはずなのに、書かなかった白さがプレッシャーとなって日記を続けられなかったことがあります。
もし書きたいときだけ書くスペースをつくれる日記があれば、書かなかった日の白さを気にすることなく最後まで日記を続けられるかもしれないと思いました。
そこで考えたのが「雲を描く日記」です。
この日記には三つのクリアが入っています。
1 晴れた空を意味するクリア
2 消すを意味するクリア
3 やり遂げるの意味のクリア
消せるインクで印刷された青空を消しゴムで消すことで雲を描き、そこに日記を書けば書きたい日や 書きたい量に合わせて自分の好きなペースで楽しく最後まで日記を続けられると考えました。
審査コメント
見た目の爽やかさは勿論、簡単、なんとなくサマになる、アートっぽくなる……と、日記の持つハードルを多方面でクリアにしているのが素晴らしいです。(書くのがめんどうくさい、書いても満足度が低いなどで、私も日記は挫折することが多かったです)
何も書くことがない時でも、雲で大きく○とか×とか書くだけでも楽しそう!
誰かに承認される為でなく自分の為だけに書く日記に、自分だけの為の、こういう満足感がプラスされるって素敵ですよね。(吉田 恵里香)
リセット鉛筆削り
野口 柾晴、大塩 伝恵、田嶋 千寛
リセット鉛筆削り
作品コメント
使い古した鉛筆がこの鉛筆削りを使うと、なんと新品のような平らな形に!
使わない鉛筆を、削る前の平らな形にリセットします。
新学期に文房具もリフレッシュしたい時。人におさがりの鉛筆をあげる時
新品を買わずとも、リセット鉛筆削りが新鮮な気持ちをお届けします。
審査コメント
「とにかく体験してみたい!」ということです。
今の世界ではきっと必需品ではない。
しかしこれがあることを生活の前提とした時、人の暮らしが、意識が変わるかもしれない。
そうしていつか必需品になるのかも。「体験してみたい!」は、その最初の一歩を促すもの。
人の意識や生活を豊かに変えるというのは、ものつくりにおいて当たり前の前提ですが、とても面白い角度からの発想で、なんとも可能性を期待したくなってしまいました。(坂本 嘉種)
ジュニア部門

グランプリ

持ってて 安芯(もっててあんしん)
恵美 陽斗
持ってて 安芯(もっててあんしん)
作品コメント
作ったきっかけ
試験勉強をしているときにふと、2つが一緒にできたらいいのにな~と思って即作りました。
ポイント
・シャープペンシルとして使う
・芯入れとして使う
・制服のポケットに入れてもじゃまにならず、もちやすくてとても書きやすい!
もっとこうしたい
クリップをつけてノートやバインダーにはさめるようにして、バージョンアップしたい!!
審査コメント
替芯ホルダーにシャープペンシルの機能を持たせると、硬さが異なる数種類の「持ってて安芯」を気軽に持ち歩くこともできます。
ケースの外から見ただけで芯の種類や残りの本数もわかります。応募者自ら実際に機能するモデルまで作ってしまったことにも驚かされました。「持ってて安芯」は、シャープペンシルの不便をクリアしているだけでなく、新しい使い方や楽しみ方まで提供している極めて優れたアイデアなのです。(安次富)

優秀賞

ピラミッドペン立て
宮良 颯希
ピラミッドペン立て
作品コメント
みじかくなったえんぴつ、いろえんぴつ、小さなペンはたてに入れると、とり出しにくいので、ななめにさし入れるペン立てを考えました。すっきりかたづきます。
審査コメント
透明な素材で、長さの違う鉛筆を見やすく整理する。その為に形はピラミッド型にする。
【クリア】というテーマを、きちんと理解した上で、考えぬいて作られていること、無駄がないことに感動しました。
ピラミッドの立体感、透明部分の描写の仕方も素晴らしいです。
ジュニア部門の中でも断トツにお若い受賞者さん……将来が楽しみすぎます!
また何か思いついたら是非コンテストに参加してみてくださいね!(吉田)
かわいい海の生き物文房具セット
田中 陽輝
かわいい海の生き物文房具セット
作品コメント
ぼくは毎年2回も海に行って遊ぶほど海が好きなので、「それなら海の生き物で文房具セットを作ればいいじゃん」と思い、作ってみました。
かわいい文房具がいっぱいなので、これがあれば頑張れます。意外にかわいくできたので、評価の方なにとぞよろしくお願いします。
審査コメント
海が好き!という強い気持ちが存分にそして丁寧に表現されていました。
しかもそれが一つ一つの文具に機能としてしっかり盛り込まれている。
素晴らしいと思います。(KREVA)
キャグリップ
山口 理子
キャグリップ
作品コメント
キャップとグリップが1つになった商品です。両サイドのボタンを押しながらスライドさせると、キャップにもグリップにもなる。小学生の弟の筆箱の中でキャップが散乱しているのを見て思いつきました。
審査コメント
夢いっぱいの作品が多いジュニア部門の中にも、度々大人顔負けのスマートなアイデアがあり驚くことがあります。
こちらの作品はその最たるもの。着脱でなくスライドのみで二つの機能を叶えているのがとても綺麗です。
鉛筆キャップの役割を考えた時に、必ずしも蓋が必要ではないとする解釈にもクールさを感じます。
非常に洗練されたアイデアです。(坂本)
提灯折り折り筆箱
関根 拓海
提灯折り折り筆箱
作品コメント
祭りが大好きなので提灯をイメージして作りました。この筆箱は折りたたみ式で半分下にさげるとえんぴつなどがとれます。中は10本くらい入れることができます。
ついでに、持ち手がついていますので持ち運びに便利です。
審査コメント
お祭りと勉強机という真逆なものを合わせてしまったのがすごいと思いました。
それによって見たことのない面白さが生まれていると思います。
提灯の伸び縮みによって筆箱としても機能的になっていますし、持ち運びの取手をつけて教室を移動すれば人気者間違いなし!
素晴らしいアイデアだと思いました。(武笠)
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