結果発表
2015/07/17 15:00

サンスター文具 第20回 文房具アイデアコンテスト

応募作品数:3,937点(一般部門:2,617点、ジュニア部門:1,320点)
受賞作品数:20点(一般部門:12点、ジュニア部門:8点)
主催:サンスター文具株式会社
※ここでは入賞作品の中から、優秀賞以上に選ばれた作品10点をご紹介します。
一般部門

グランプリ

罫線マーカー
宮田賢二
罫線マーカー
作品コンセプト
ノートをもっと素早く、スッキリとまとめる為の「超極太」マーカーをデザインしました。特徴は「ペン先の太さをノートの線(罫線)の幅にピッタリ合わせている点」さらに「ペンの太さを1行分~4行分まで選択でき、一度にラインを引ける点」です。ノートの整理と時短を両立する「超」便利マーカーを目指しました。
審査員コメント
素晴らしいアイデアというのは、実に簡単な工夫で今までの価値を軽々と超えてしまうことが多いように思います。罫線マーカーは、ペン先を台形にすることで、4種類の太さの線でマーキングできるというアイデア。最大4行の幅を1回で引けますが、4種類の線幅を組合せると、様々な幅の線を少ない回数で引ける点にも魅力を感じました。罫線用としてだけでなく、絵を描くマーカーにも応用できそうな発展性のある優れたアイデアです。(安次富)

優秀賞

セリフー箋
土居裕彰
セリフー箋
作品コンセプト
吹き出し+風船+便箋
想いは目には見えない。大きな声、小さな声。たった一言だっていい。
普段口にしないような、照れくさいこと、くだらないことを今、あなたのセリフで伝えよう。
それはきっと伝わるはず。
フーセンが嫌いな人なんて、いない。
便箋や付箋メモなどは発信者不在時にメッセージを伝えるものだった。
セリフー箋で、対面時でも自分のセリフを相手にポーンと渡す。何て書く? どう伝えよう? 会話のキッカケや手段を演出する。大きく、あるいは控えめに膨らませることで、声のボリュームを感覚的に表現することもできる。
メモとして残せば、立体的・空間的なメッセージのアイコンとなり、置いた場所やモノにセリフを代弁させ視線の誘導を促す。
平面的なツールであった文具の枠を超えたヴィジュアルコミュニケーションを生み、伝えること自体がそれだけで楽しくなってくる。
SHIZUKU
金子春菜
SHIZUKU
作品コンセプト
SHIZUKUはペーパークラフトや製本、折り紙など紙をたくさん使う時に使います。これ自体が爪のようであり、直感的に使うことが出来ます。
A7 cutter 何でもメモ帳
髙村正行
A7 cutter 何でもメモ帳
作品コンセプト
紙をL字にカットしてA7判のメモ用紙を作るカッターです。
コピー用紙/チラシ/カレンダーなどの役割を終えた紙を再利用します。
以前の用途を超えて何でもメモ帳にします。
A7cutterの隙間に紙をセットし、三角形の白いボタンを押してカットします。
A4の用紙から8枚のA7用紙が切り出せます。
軽い力で安全にサクッとカットできるように小さな三角形のセラミック刃を高低差を付けて配置します。紙をL字にカットしてA7判のメモ用紙を作るカッターです。
超特急券
竹澤 葵
超特急券
作品コンセプト
いつも忙しそうなあの人に、何よりも先に対応してほしい用件があったら、、。超特急券を渡してみてはいかがでしょうか? この超特急券は、並みいるメモに埋もれることなく、前へ飛び出すことで、急ぎの用件をアピールすることができます。
超ムダづかいしたくなる付箋紙
石川 誠
超ムダづかいしたくなる付箋紙
作品コンセプト
付箋紙の裏の糊の部分に十数枚に1枚「当たり」が出ます。仕事じゃなくともつい1枚ムダにめくりたくなる付箋紙です。
表は普通の付箋紙なので、ついうっかり仕事に使っても問題ありません。
裏の文字によって「おみくじバージョン」「占いバージョン」「今日のお昼バージョン」などいろいろバリエーションを作れます。
ジュニア部門

グランプリ

ウナギのねどこふでばこ
坂本 陽
ウナギのねどこふでばこ
作品コンセプト
一本ずつえんぴつが入れれるので、えんぴつがごちゃごちゃにならなくて、取り出しやすくてしまいやすい。カゴに入れて使えばいつでも持ち歩ける。
僕は、ウナギが好きなのでこんなふでばこがあったら嬉しいです。
審査員コメント
びく(釣った魚を入れておくカゴ)をモチーフにしたという異常な渋さ。そしてネーミングの「ウナギのねどこ」という渋過ぎる言葉遊び。小学生男児にたまにみられる妙に渋い趣味が、非常に高次元で表現に結実しており、審査員全員笑顔がおさまりませんでした。イラストも丁寧で解り易く、この作品を持ち歩いている少年が描いている絵がまたウナギと、ウナギへの愛情が存分に表現されています。見ていてウナギ好きが伝染しました。(ザリガニワークス)

優秀賞 A.ペンケース・筆箱部門

BOSAIふでばこ
谷村咲蕾
BOSAIふでばこ
作品コンセプト
日本は自然災害が多いのをしりました。
子供は学校に行っているとき、もしものことがあったとき、大人の人のように自分で自分を守るもの、知るものがありません。
だからいつも使う筆箱にそういうものがあったらいいなと思いました。

優秀賞 B.国語・算数・理科・社会・図工部門

ふせん de MAP
畠山美羽
ふせん de MAP
作品コンセプト
世界地図の形になった付箋のセットです。地理の勉強に最適!
ノートをとる時間が短縮できるのにとっても正確に地図が描けて勉強が楽しくなること間違いなし(?)オリジナルの世界地図をつくることもできます。

優秀賞 C.「超」で考えてみよう!部門

超まっすぐ走るカッター
金原小夏
超まっすぐ走るカッター
作品コンセプト
両側にタイヤがついているので、走るようにまっすぐ切れます。
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