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2024/09/19 10:00
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024
映像・アニメ・動画
デジタル・Web・アプリ
主催:ショートショート実行委員会
応募作品数:4936点
受賞作品数:12点(ライブアクション部門:9点/ノンフィクション部門:1点/アニメーション部門:1点/スマートフォン部門:1点 他)
※ここでは、アカデミー賞ノミネート候補となる受賞作品の一部をご紹介します
ジョージ・ルーカス アワード(グランプリ)、ライブアクション部門 ジャパン 優秀賞、東京都知事賞
せん
森崎ウィン
審査コメント
ある田舎の一軒家というワンシチュエーションで繰り広げられる物語ながらその背景から聞こえてくるメッセージ、音楽と役者の見事なパフォーマンス。ショートフィルムらしい圧倒的な構成力で無駄がなく、大変力強い作品。ミュージカルアクターである監督ならではの演出が光っており、グランプリにふさわしい作品であった。(ジョージ・ルーカス アワード)
ラジオから聞こえてくる世界情勢と変わらない日常生活の中に、歳を取ることや孤独といったテーマがあり、さりげない中に深いメッセージが隠されている。全体的に自己の周囲を見つめて深堀りしていく似通ったテーマが多い中で、オリジナリティがあり、新鮮で意外性のある作品だった。
審査員:シャロン・バダル、藤岡 弘、、本木克英(ライブアクション部門)
作品コメント
田舎暮らしをするおばあさんのいつもの一日が始まる。ちゃぶ台で役場の若者と朝食をとり、縁側で配達員とお茶飲み話をする。そんないつもと変わらない日常に、微細な不協和音が聞こえてくる。
ライブアクション部門
インターナショナル 優秀賞
ヤマアラシのジレンマ
マテウス・リビンスキー
審査コメント
二人の人間が出会って、化学反応が起こって変わっていく様子が初めから最後までストーリーの流れがよくまとまっていて、キャラクターディベロップメント、ストーリーディベロップメント、演技、全てにおいて長けていた。全編手話で台詞が全くない中で、映像演出のメッセージが素晴らしく、見たことのない世界を体験させてくれる例外的に素晴らしい作品。
審査員:永作博美、山崎エマ、ティム・レッドフォード
作品コメント
この映画は全編手話で構成されている。作品の舞台は、依存症に悩むろう者の若者向けのリハビリ施設。新患の主人公は長期入院者に惹かれていることに気が付き、治療中に二人の絆を深めようと奮闘する。
アジアインターナショナル 優秀賞、東京都知事賞
いつの日か
プラディーダ・ブリファ・ラハユ
審査コメント
視覚障害のある役者の演技が素晴らしく、友達同士の中で一人が成功を収め、一人が取り残されるという誰もが経験する人生の葛藤を見事に演じ切っていた。障害を中心にするのではなく、友情の物語として誰もが共感でき、夢と希望をもらえる素晴らしい作品。
審査員:バダル、藤岡、本木
作品コメント
目の見えない10代の少女、スリとヤンティは寮に住んでいた頃からの親友同士。二人は切っても切れない仲で、いつも一緒。ある日ヤンティが夢を追うために町を離れると言い出したことで、二人は喧嘩になってしまう。ヤンティは自分たちに夢を持つ権利はあるのだろうかと問いかける。
ノンフィクション部門
優秀賞
ナイジェリアのバレエダンサー
ジェイコブ・クルプニク
審査コメント
テーマ、メッセージ、創造性、カリスマ性、サウンド、尺、全ての分野においてショートフィルムとしてずば抜けて優れており、人物を描くドキュメンタリーが多い中で、他のどの作品よりもオリジナリティが光る作品であった。残酷だけれども美しく力強いメッセージと若者のパッションがいつまでも心に残る作品。
審査員:永作、山崎、レッドフォード
作品コメント
雨の中バレエを踊る子どもたちの映像がSNSを通じて拡散されると、ナイジェリアはラゴスの小さなバレエスクールに世界中の注目が集まった。YouTubeの動画でバレエを習得したダニエル・アジャラは今世界のステージに立つため稽古に励んでいる。
アニメーション部門
優秀賞
プールのカニ
アレクサンドラ・ミョッテ & ジャン=セバスチャン・アメル
審査コメント
少年の持つ想像の双眼鏡、空間コンピューティング的表現、カラフルできめ細やかなタッチが素晴らしく、現代的で非常に優れた作品。狭い世界を描いていそうで深いテーマがあり、人間の様子がリアルによく描かれていた。
審査員:川田十夢、シシヤマザキ、杉山知之
作品コメント
荒れ果てた住宅街で、ゾーイと弟のテオはたった二人きり。思春期のゾーイは、内なる恐怖に取り憑かれた怒りの塊。テオはまだ子どもで、空想の世界に現実逃避している。
スマートフォン部門
優秀賞
人生は宝探し
ワイ・イー・チャン
作品コメント
ホー・マン・ホーは、先祖ホーマンの財宝の話を聞いて育ち、ホーマンティンという土地はホーマン一族が手に入れたものだと信じていた。幼い頃からホー・マン・ホーはこの地を探検し、財宝を探していた。父親が亡くなった後、ホー・マン・ホーはその地を離れた。大人になった彼は、再びホーマンティンの前を通りかかり、幼い頃の思い出に浸る。
公式ホームページ
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