シェル美術賞 2015
本年は準グランプリ2点の選出となり、石井奏子さんの作品「雪の研究」および矢島史織さんの「モンスター」に決定しました。
今年度の受賞・入賞作品を展示する「シェル美術賞展 2015」を12月9日から国立新美術館で開催します。会期中には、審査員と今回の受賞作家によるアーティストトークも実施。また、過去受賞・入選作家の活動サポートを目的とする、審査員及び当社推薦の過去受賞入選作家4名の作品展示「シェル美術賞 アーティスト セレクション(SAS)2015」を併設展示します。
応募作品数:807点
受賞作品数:53点(入選作品含む)
主催:昭和シェル石油株式会社
準グランプリ
- 制作年・サイズ・技法
- 制作年 2015年
サイズ 162×162cm
技法 油彩・メディウム・ボールペン・紙
- 受賞作品について
- 1月雪の振る日、だれかにたのまれたわけでもないのに子供はゆきだるまを作ります。手が冷たいのも、時間も忘れて、黙々と1人で作ります。次の日天気になり太陽にあたらないように傘を差してあげても、さよならしなくてはいけないのを知っていても、また作ります。父の百葉箱の温度研究も、いろいろな研究もその人の「好き」「喜び」をみているようで幸せになります。そんなことが描けたらいいなと願いながら描きました。
- 制作年・サイズ・技法
- 制作年 2015年
サイズ 162×130cm
技法 膠・墨・岩絵具・雲肌麻紙
- 受賞作品について
- 2015年に入ってから新しい人物画を模索し始めました。特にこの作品は大きなチャレンジをした作品です。できる限り色彩による面積を減らし、「線」で表現することを重視しました。光り輝く生命と、人間の知能の発達から着想を得た作品です。作品の構想にこんなに時間を割いたことはありませんでしたが、思い入れの深い作品となりました。
本江邦夫審査員賞
- 制作年・サイズ・技法
- 制作年 2015年
サイズ 162×162cm
技法 顔料・雲肌麻紙・パネル
保坂健二朗審査員賞
- 制作年・サイズ・技法
- 制作年 2015年
サイズ 162×130cm
技法 アクリル・胡粉・墨・メディウム・アクリル板
能勢陽子審査員賞
- 制作年・サイズ・技法
- 制作年 2015年
サイズ 162×162cm
技法 油彩・キャンバス
本江邦夫審査員奨励賞
- 制作年・サイズ・技法
- 制作年 2015年
サイズ 130.3×162cm
技法 油彩・ジェッソ・アクリル・パネル
保坂健二朗審査員奨励賞
- 制作年・サイズ・技法
- 制作年 2015年
サイズ 145.5×112cm
技法 水彩全般・紙
能勢陽子審査員奨励賞
- 制作年・サイズ・技法
- 制作年 2015年
サイズ 162×162cm
技法 油彩・カーボン・油性スプレー・キャンバス