結果発表
2024/07/11 10:00

仙北インターナショナルドローンフィルムフェスティバル 2023

主催:仙北インターナショナルドローンフィルムフェスティバル実行委員会

応募作品数:113点
受賞作品数:7点

グランプリ

Welcome to Komebukuro / ようこそ米袋の宇宙へ
片岡 勧
作品コメント
米どころ東北地方。その流通を支える米袋の製造過程を、マイクロドローンで撮影しました。米消費の減少により、米袋の需要が縮小しています。この中で、シコー株式会社の白石新社長はオモロイ独自性を求める成長戦略を模索。工場内部の様子にエンターテインメント色を添えた動画を作ることに決定しました。特に1分35秒のシーンは必見。東北から米袋の面白さを発信するべく社長・社員・パイロット全員で取り組んだ映像作品です。
審査コメント
米袋の製造過程を描くという題材の新鮮さと、マイクロドローンを使って撮ることでこんなにも面白くなるというドローンの新しい可能性を見せてくれました。さらに全編をワンシーンワンカットで撮るという撮影技術の巧みさにより、完成度の高い作品となっています。ドローンの映像がこんなに面白く、エンターテインメント性があることを再認識させてくれました。題材はまだたくさんあることを示してくれた非常に意義のある作品です。(イノマタトシ)

ネイチャー部門 優秀賞

夏を告げる昆布漁
宮川和之(LOVE.PHANTOM)
作品コメント
北海道の東の地、漁業の町、厚岸町で毎年6月中盤から10月にかけて行われる昆布漁。 その漁の始まりは北国の短い夏の始まりを告げるもので、迫力ある一斉出航の様子や干場に整然と敷き詰められた昆布の姿は圧巻です。夏の到来と共に活気づく海の様子、自然と海の恵みを享受し生活の糧とし暮らす人々の様を空撮でとらえ表現してみました。
審査コメント
あっと驚く作品でした。北海道厚岸町にとってはおなじみの光景かもしれませんが、上空から見ると圧巻です。多くの船が一斉に出航する姿や干場に整然と敷き詰められた昆布の様子は、まさしくドローンでしかとらえることができません。港の活気づく様子や、自然の海の恵みを享受している人々の姿を描いた立派な作品だと思います。ありがとうございました。(工藤博昭)

クリエイティブ部門 優秀賞、オーディエンス賞

Autumn in Akita -Cinematic Japan-
鈴木博之
作品コメント
「旅をシネマティックに」をテーマに、毎年ドローンとカメラを相棒に旅をしています。ドローンから撮影した秋田県仙北市の美しい紅葉とコバルトブルーに輝く田沢湖の映像は圧巻です! 実は、こちらの作品は昨年の同映像コンテストに参加させていただき、新人賞をいただいた前日に撮影したものです。作品終盤に「新たなストーリーの始まり」を感じさせる演出も加えておりますので、ぜひ何か感じとっていただけたら嬉しいです!
審査コメント
この作品の制作者は、昨年のドローンフェスティバル 2022で、新人賞を獲得された鈴木博之さんです。仙北市での表彰式までの合間で撮影されたということですが、仙北市の紅葉と田沢湖の美しい光景をドローンならではの映像で、見事にとらえた素晴らしい作品です。タイトルにシネマティック・ジャパンとあるように、美しい田沢湖の自然を背景に、旅をテーマとした、旅情あふれる作品に仕上がっていると思います。(小田野直光)

観光プロモーション部門 優秀賞

Touring the four seasons of iwate
寺澤樹理
作品コメント
1年を通じて様々な撮影を行い、その数々の素材を、岩手県内各地の四季を車で旅するように演出・編集しました。桜の名所や動物園などのオーソドックスな観光名所から、普段目にすることの無いであろう稲作や除雪の風景なども入れ込み、他の観光動画との差別化を図りました。また、山の多い岩手の表情がより魅力的に伝わるよう、撮影を行うタイミングについても日の出から深夜まで幅広く行いました。
審査コメント
この作品は、ドローンで撮影された美しい風景だけではなく、観光プロモーション映像としても優れた機能を有する作品となっています。特に冬のシーンでは、岩手の美しいスキー場ではなく除雪の様子を紹介しており、地元の人々の生活についても表現しています。これらの要素を総合的に評価し、観光プロモーション部門の優秀賞に選出させていただきました。この素晴らしい成果に、心からお祝いを述べたく思います。おめでとうございます!(飯倉宏治)

仙北市長賞

日本の四季
広田健人
作品コメント
日本の粋な文化の一つでもある「春夏秋冬」。2年間にわたり日本中を旅してドローン撮影を行い、魅力あふれる四季折々の風景をダイナミックに表現しました。「春は桜と日本建造物、夏は山と海、秋は花火と紅葉、冬は雪と滝」といった1年の中での異なった季節の移ろいを情緒豊かに感じていただけることでしょう。ぜひ、季節ごとの美しい空の景色をご覧ください。
審査コメント
今回は本当にどの作品も優れており、力作ぞろいでしたので仙北市長賞の選定には苦慮しました。その中でこの作品を選んだのは、日本の素晴らしい四季折々の美しさをとらえていたからです。そして、自分たちの故郷を誇りに思う、そんな気持が醸成されるような作品であったからです。長期間にわたる撮影だったかと思われますが、その空撮と編集の技術が実に素晴らしかったです。(田口知明)

新人賞

Discover your Shizuoka
武藤信子
作品コメント
コロナで旅行できない時期、静岡の魅力を伝えたくて少しずつドローン映像を交えて発信し始めました。静岡に住んでいるのに「夢の吊り橋」や「黄金の茶の間」等々行ったことがない場所が多く、素敵な景色に感動しました。技術はまだまだですが、青と緑いっぱいの心癒される静岡をドローンによる上からの景色も含めて皆様にお伝えしたいです。そしてぜひ、静岡にいらしてあなたのお気に入りの静岡を発見してください。
審査コメント
新人賞の受賞おめでとうございます。審査では、アイディアと独創性を感じる作品として将来性を高く評価されました。今回、観光プロモーションの映像として、青と緑いっぱいの心癒される静岡の景勝地を旅しているような、ストーリー性のある映像としてうまくまとめあげられていました。これからもドローン映像をたくさん撮っていただき、素敵な作品を制作されることを楽しみにしています。(松田洋二)

審査員特別賞

Corsica, vision of tomorrow
Mel Pierre(フランス)
作品コメント
この作品は、優美な風景と生態系にスポットライトを当てながらコルシカ島の自然の美しさを紹介する一方で、壊滅的な火災による生態系災害の悲劇を浮き彫りにしています。緑豊かな森と絵のように美しい海岸線の美しさを描きながらも、山火事によって破壊されていく自然や生き物たちの生息地。この対照的な二つの映像から、環境保全の緊急性と壮大な地中海の島を守るための具体的な行動を呼びかけています。
審査コメント
ネイチャー部門の作品だが単に自然を称える映像ではありません。コルシカ島の自然や住民の豊かさを描きながら、ニュース映像をはさみ、火災によって失われたもの、その復興を願う、というストーリーが、ナレーションをうまく使って組み立てられていました。犬の何かを求める淋しそうな目、ポツンと立つマリア像、コルシカ(ムーア)の旗などのショットが効果的。世界的にも森林火災が多かった今年、気候変動を憂う心に刺さる作品。(栗城 宏)
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