2016/12/19 10:00
あなたもコピーライター 第10回 SBSラジオCMコンテスト
応募作品点:5,255点
受賞作品点:18点
主催:株式会社静岡新聞社、静岡放送株式会社
※ここでは、最優秀賞・優秀賞・審査員特別賞をご紹介します
受賞作品点:18点
主催:株式会社静岡新聞社、静岡放送株式会社
※ここでは、最優秀賞・優秀賞・審査員特別賞をご紹介します
参加企業:特別養護老人ホーム 小坂の郷
最優秀賞
「忘れてた」篇
野田正信
- 作品
- おばあさん:よしこさん、あたし最近、ますます忘れっぽくなっちゃってね、もうすっかり忘れちゃったの。
介護士:なにをですか?
おばあさん:あなたが介護士だってことも、ここが老人ホームだってことも。
NA:ご家庭にいるように過ごしていただけます。
特別養護老人ホーム、小坂の郷。
- 作品のアピールポイント
- 家にいるような気持ちでいられる老人ホームである、ということを表現しました。
- 受賞理由
- 原稿がすごく上手だと思いました。コピー的にも上手ですね。おばあさんが、最近ちょっと忘れっぽいということで、皆が心配すると、居心地が良くて、そこが老人ホームだということも忘れちゃっているという、とても上手な原稿を書かれているなと思い選びました。
参加企業:静岡県温室農業協同組合
優秀賞
「お見舞い」篇
松吉 亨
- 作品
- SE:(病室ガヤ)
祖父:お見舞い、ありがとう。
孫娘:あんまり落ち込まないでね、おじいちゃん。
祖父:ああ。
孫娘:すぐ退院できるわよ。
祖父:そうだな。
孫娘:そんなに暗い顔して、大丈夫?
祖父:…わし、メロン期待しとった。
娘:…
NA:あの人も喜ぶ、おいしいメロンを。
静岡県温室農業協同組合。
- 受賞理由
- この作品は、メロンのお見舞いが欲しいという気持ちを病人の方を使って表現したものですが、こういうパターンは考えた方が多いと思うのですが、その中では、すごくシンプルにまとめていて、いいかなと思いました。
参加企業:やまだいち
優秀賞
「再会」篇
飛田智史
- 作品
- 持田:「え…? 安倍川?」
安倍川:「うそだろ…持田か?」
M:感動の再会
持田:「安倍川!」
安倍川:「持田!」
持田:「安倍川!!」
安倍川:「持田!!」
持田:「安倍川!!!」
安倍川:「持田! いや…モッチー!!」
持田:「安倍川!!!」
安倍川:「モッチー!!!」
持田:「安倍川!!!」
安倍川:「モッチー!!!」
(繰り返しながらフェードアウト)
NA:静岡名物、安倍川もちといえば、やまだいち。
- 受賞理由
- 本当にシンプルですが、センスがあり、途中の「持田」さんを「モッチー」と呼びかえるところに、非常に才能を感じました。
原稿だけ見ると、こんなもの選ばれちゃうのかと思うかもしれませんが、たぶん聴くと面白いので、選んでみました。
参加企業:静岡ビル保善
審査員特別賞
「体験談」篇
津田可南子
- 作品
- SE:ヒュォ~(怖い話の時よくある風の音)
おばさん:(おどろおどろしく)
ある晩、会社のトイレの一番奥の個室から、女性のすすり泣く声がしたんです。
恐る恐る「大丈夫ですか?」と声をかけようとしたのですが、余計なお世話かもしれないので清掃を続けました。
NA:空気のように働いてます。
総合ビルメンテナンスの静岡ビル保善。
- 受賞理由
- 「空気のように働いている」というのが、なかなか良い表現だなと思いました。そんなに主張しないのに、いつもなぜか掃除をしてくれているという表現を怪談で表現しているのが、面白いなと思いました。
参加企業:日本塗装工業会 静岡県支部
審査員特別賞
「黒髪の彼女」篇
江副佑輔
- 作品
- チャラ男:ヘイ! そこの黒髪の彼女~
おばあちゃん:なんだい?
チャラ男:すみません。間違えました。
NA:若く見られる色がある。
住宅の見た目も色で決まります。
住宅の塗装は日本塗装工業加盟店へ
- 受賞理由
- これはもう1発ものですね。おばあちゃんの声だけにたよっている作品だと思います。
それぐらいシンプルなものもあってもいいのかなと思いました。相当シンプルなんですが、工夫すればシンプルでもいいんだなと、思っていただけると良いかなと思います。