結果発表
2023/01/26 10:00

サンワカンパニーデザインアワード 2022 プロダクトデザイン部門

応募作品数:382点
受賞作品数:7点
主催:株式会社サンワカンパニー

最優秀賞

該当なし

サンワカンパニー賞

Bloom
楠木陽允(株式会社モーメント)
Bloom
作品コンセプト
扉の取手に飾るという行為を与えました。会社に行ったり遊びに出かけたり、毎日の生活は必ず扉から始まります。毎日見るものだからこそ、そこに愛着や変化を与えることで、くらしを彩ります。「いってらっしゃい」「おかえりなさい」くらしを豊かにする提案です。

Casa BRUTUS賞

HIDEOUT
堀江勇人・小林 悠(ヒューマンコード・ジャパン株式会社)
HIDEOUT
作品コンセプト
「HIDEOUT」は、2枚のU字型のパネルでダンボールをストックしながら、パーテーションのように隠すことができるプロダクトです。
近年ネットショッピングの利用が増加したことで、ダンボールの利用頻度も高くなりました。開封した後のダンボールは収集に出すまでの間、家に保管しておく必要がありますが、置き場所が無く生活のノイズになりがちです。
空間と調和する適切な保管場所を作り出すことで、こうした問題を取り除き、より快適な居住空間を提案できないかと考えました。

入賞

KAKUREMI
髙橋翔太、吉田直人
KAKUREMI
作品コンセプト
壁面収納の扉と一体で構成するロボット掃除機。
室内を自動で掃除する「ロボット掃除機」は、新・三種の神器とも言われ、くらしの必需品になりつつある。しかし、それがあるべき場所は見出されておらず、空間に美しく調和しているとは言い難い。
「KAKUREMI」は、壁面収納の扉と一体で構成する、“ビルトイン型”のロボット掃除機である。“据え置き型”と異なり、空間とプロダクトを一体として計画・施工することで、心地良く納まり、使用性も最適化できる。
「KAKUREMI」は、美しい空間をつくる「隠れ身の技術」だ。
EV Battery Stand Momolith
三浦和俊(miuka design)
EV Battery Stand Momolith
作品コンセプト
電気自動車や電動自転車・電動キックボードなど、EVバッテリーが搭載され、常に自宅で充電が必要な世の中になってきています。
しかし自家用の充電場所は、簡易的にコンセントに差し込むだけや、現状の外壁に直に設置するだけなど、デザインがまだ開拓されていない分野でもあります。
そこで、EV CARの充電以外にも、電動自転車や電動キックボードといった充電を必要とする機器を納めるためのスタンドを提案します。
Plug Base
大庭智行
Plug Base
作品コンセプト
「巾木+コンセント」でフレキシブルな生活。
コンセントと巾木を組み合わせた、どこでもプラグを挿せる巾木の提案です。
在宅勤務が定着し、家の在り方が見直されている今、居住空間はよりフレキシブルであることが求められつつあるように思います。
どこでもプラグが挿せることで、部屋の模様替えは勿論、気分に合わせて部屋のどこでも作業ができ、コードを最短で繋げるので見た目にもスッキリとします。
変わりゆくライフスタイルに対応し、いつでも美しい景観と生活を提供します。
WORK TRAY
安田恭子
WORK TRAY
作品コンセプト
くらしの中の共有スペースを美しく実用的に使い、まるごと移動してそのまま収納する、作業用のトレーです。
ダイニングテーブルで仕事をすると、何かと小物が散らかります。「WORK TRAY」の上であれば、トレーごと移動ができるので、気分を変えてリビングや庭で仕事をしたり、食事でテーブルを使う際にもすぐに撤収ができ、さらに収納することで、すっきりとした食事の時間に空間をチェンジすることができます。仕事を再開するのも容易です。切ったり貼ったりする作業も、一時的に中断しそのままの状態で移動したり、同じ収納スペースに道具を仕舞えば片付けもスムーズです。大切なテーブルに傷をつける心配も無くなります。

新人賞

透明壁のみせる収納
大木誠吉
透明壁のみせる収納
作品コンセプト
「壁面に収納が欲しい。でも壁を傷つけたくない。」そんな要望を実現する壁面収納。
このプロダクトは社会情勢により設置された、アクリルの間仕切りから着想を得ました。少しでもくらしを良くするプロダクトに転化できればという想いで生まれたプロダクトデザインです。
透明な板に収納アクセサリを固定し、壁面に設置できる仕様のため、設置場所は狭小スペースからリビングまで場所を選びません。
空間に圧迫感を与えず収納スペースが生まれ、私たちのくらしに余白を与えてくれることでしょう。
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