結果発表
2016/08/30 12:00

第9回 産業技術大学院大学デザインコンテスト《学生限定》

応募作品数:144点
受賞作品数:4点
主催:産業技術大学院大学

最優秀賞

Sandwich the Time
﨑山 祥(京都造形芸術大学)
Sandwich the Time業技術大学院大学デザインコンテスト
審査講評
時計の文字盤にメモをはさむだけで、アラームのセットを可能にした。こうすれば、セットが簡単で設定した時刻もわかりやすいし、さらにメモに書いた内容が大事なイベントの詳細を教えてくれる。技術的には検討を要するところもあるが、アナログの楽しさとデジタルの便利さを組み合わせたアイデアで、時計のアラーム設定を簡単でわかりやすくしたいという思いを解決した点を高く評価し、最優秀賞に選定した。

佳作

muni
大井直人(筑波大学)
muni業技術大学院大学デザインコンテスト
審査講評
テーマの「はさむ」動作を応用して、コートやバックなどを簡単にかけられるフックである。これは、様々な形状のものをはさむための2つのエラスティックな突起からなり、内蔵のラチェット機構で確実にホールドできるようにしている。素材や機構を工夫してシンプルな構造で確実にはさむ機能を実現した発想とデザインを高く評価した。
C-clock(シー・クロック)
植南雄也(武蔵野美術大学)
C-clock(シー・クロック)業技術大学院大学デザインコンテスト
審査講評
短針、長針を取り外せるという斬新な発想の時計をデザインした。時刻を正確に表すのが時計本来の機能だとすれば、これはそのアンチテーゼである。人は時間の流れをその時々で全く違って感じる。だから時間の流れをその時々の気分で気ままにデザインしてもいいだろうという思いである。この時間の流れをデザインするという斬新な発想とデザインを評価した。
Crab stool(クラブスツール)
浦崎秀司(千葉工業大学)
Crab stool(クラブスツール)業技術大学院大学デザインコンテスト
審査講評
駅や街角のベンチに座るとき、持っていた荷物をどこに置くか悩むもの。そんな時このスツールなら心配無用で、座面の下に荷物を置くことができる。しかも座ることで荷物がホールドされるから盗難の心配もなく、さらに置き忘れないようにアラームが鳴る。構造や機構については検討を要する点もあるが、日常の問題をはさむことで解決した点を評価した。

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