結果発表
2020/10/02 10:00

Rethink Creative Contest 2019年 第3シーズン

応募作品数:約280点
受賞作品数:12点(Rethink Creator賞:7点/JT Rethink賞:5点)
主催:株式会社クリエイターズマッチ
Rethink Creator賞

優秀賞

地下鉄は走れない
田上佳代
地下鉄は走れない
作品コメント
せっかく政令指定都市になっても、きっと便利な地下鉄が走る日は来ないであろう熊本市。なぜなら水道水源のすべてを地下水で賄えるほど、地下には水が豊富だから。交通の不便さを嘆きながらも、やっぱり地下にはこれからもずっと、美味しい水に走っていてほしいという気持ちを込めて。
初デートは群馬県庁でした
小浦将幸
初デートは群馬県庁でした
作品コメント
群馬県民にとって、群馬県庁はデートスポットです。逆に言うと群馬にはデートスポットが少ないため多くのカップルや夫婦たちがデートに県庁を選びます。
フリとかじゃねえ
本田莉子
フリとかじゃねえ
作品コメント
私の出身である福島県飯坂町は温泉街として有名です。街の至る所に共同浴場があります。温泉宿に泊まる方にはわかりにくいかもしれませんが、地元住民が日常的に使う、この共同浴場「鯖湖湯」の湯温は47度前後ととても熱いのです。源泉かけ流しのため、日によって温度はまちまちですが、50度手前くらいまで、温度計が上がることもあります。フリとかじゃなしに、マジで押さないでほしい場所です。
外面がよければいいじゃない
山口里帆
外面がよければいいじゃない
作品コメント
群馬で育った私。日曜のお昼と言えば「焼きまんじゅう」
あまーい味噌だれがフワフワの白いまんじゅうに塗ってある群馬のソウルフードです。

だけど県外の友達がたべた時に一言「あれ? あんこ入ってないの?」そうなんです。あんこは入っていません。中身はすっかすか。

饅頭なのに中身はない。外面の味噌だれが輝いている。中身がないけれど外面はいい。そんな焼きまんじゅうの寂しく愛しい点に注目してみました。

美味しいですよ、焼きまんじゅう。外面がよければいいじゃないですか。
流しそうめん≠そうめん流し
川出真由香
流しそうめん≠そうめん流し
作品コメント
鹿児島県の「そうめん流し」と全国的に知られている「流しそうめん」が、名前はとても似ているのにそうめんの楽しみ方が全く違う所が面白いなと思い、この作品を制作させていただきました。また、鹿児島のそうめん流しを知らなかった人でもそれがどんなものなのか想像していただけるように辞書をイメージした説明を載せました。実際に鹿児島に来てそうめん流しを楽しんでいただけたら嬉しいです。
新潟47○○(ヨンナナマルマル)
川瀬貴大
新潟47○○(ヨンナナマルマル)
作品コメント
地元新潟県の隠れた日本一を知ってもらう、気付いてもらうよう、これは何だろうと興味をそそるような作品をコンセプトとしました。「新潟47○○」と題し、これは何の数字だろうかと注意を引き、よく詳細を見ることで神社の数なのか! 鳥居の高さがグラフになっている!と“気付く”仕掛けを作品に盛り込みました。「47○○(ヨンナナマルマル)」と題した理由は新潟に4700社の神社があることだけでなく、47都道府県を連想させること、企画として展開できそうなロゴっぽさを加えました。駅などで貼られるイメージで作成したので、親しみや楽しさを感じて新潟に興味を持ってくれるような作品を目指しました。
縦長には収まらない 安曇野
水木陽菜
縦長には収まらない 安曇野
作品コメント
地元安曇野を離れて初めて気付くことがありました。久しぶりに帰省すると、あまりの景色の良さにパノラマ写真ばかり撮っていました。
あの時は毎日当たり前に見ていたはずの景色。空の広さ、日本アルプス山脈の威厳は、当たり前ではなかった。
この特別な景色は、縦長のポスターなんかに入りきりません。
JT Rethink賞

優秀賞

おやすみモクモク
上所真理子
おやすみモクモク
作品コメント
夫が寝煙草で枕を焦がしていたり、火の始末をしたっけ? と消防車とすれ違う度に心配していた過去を思い出して制作しました。
火事の原因は火の不始末で寝タバコがすごい多いそうです。
火災は自分だけでなく大切な人も巻き込む大惨事です。ついつい寝タバコをしてしまってヒヤッとしたことがある人なら進化したタバコに変えてみると安心して過ごせそうですね!
新語募集中。
鍵谷圭佑
新語募集中。
作品コメント
タバコを吸う=喫煙。英語で言うとSmoking。煙の出ないタバコが出てきた現代、このままでいいのでしょうか。そんな素朴な疑問を投げかけてみました。
新時代のたばこ
朴 智史
新時代のたばこ
作品コメント
火がない、煙がないのに「煙草」と書くのはもう古いのでは? 誰もが見覚えのある発表のしかたで、新時代のたばこを表しました。
ケムたいが死語になった未来
田中ヤスヒロ
ケムたいが死語になった未来
作品コメント
煙がない世界で育った子どもが社会人になった未来を想像してつくりました。
毎年4月になると、「◯◯すら知らない新卒が入社してきた!」というエピソード話題になります(多くは悪い意味で)。そんな定番のジェネレーションギャップネタをパロディーし、「煙たい」の語源を知らない新入社員のちょっとバカっぽいセリフで構成しました。

クスっと笑えるおバカなセリフをフックにしつつ、よくよく考えてみると、「タバコの煙と縁がない世代って幸せなんじゃないのか?」とハッとさせることを狙っています。
友人宅にて。
佐藤 遥
友人宅にて。
作品コメント
私自身、紙たばこを吸っていた時は、家の中ではキッチンの換気扇の下でしか吸うことができず、寒い冬の日など苦痛な時もありました。
この状況に共感する喫煙者の方は多いと思います。
紙たばこからクリーンなタバコに変えることで、もう暑い夏も寒い冬も、換気扇の下で吸わなくて良いんだよ。という当事者にとってもメリットとなることを伝えたいと思い制作しました。
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