第3回 POLUS‐ポラス‐学生・建築デザインコンペティション《学生限定》
応募作品数:525点
受賞作品数:14作品
主催:ポラス株式会社
※ここでは、最優秀賞・優秀賞・入選の5点をご紹介します
最優秀賞
- 審査コメント
- 敷地/庭/家という従来の区分ではなく、それらの区分が融解した一種の細胞のような住まいを互いに隣接させ、街にしようとしている。細胞膜にあたる境界面に、窓という多方向に領域の伸ばしえる触手を与えているところがが、デザインの肝である。(審査員長 青木 淳)
優秀賞
さかさやねハウジング
新藤 翼(早稲田大学大学院)
- 審査コメント
- 家型をネガの空間として出現させるような住戸単位を並べた案である。その住戸単位のデザインには着実さがあるのが好ましかったが、なによりも、雨が降っている街の情景を、ごくごく具体的に身体的に感じとっているところがよかった。(青木)
入選
- 審査コメント
- 立ち並ぶ同型の家型と、住まいと庭の組み合わせによる各住戸の区分がずれていることで、街の豊かさが生まれるのではないか、という問題意識のありかたがあって、そこがおもしろかった。(青木)
- 審査コメント
- 居間や食堂のような、家の主たる部分をすべて基壇のなかに納めた上で、そこに各住戸ごとに住まい手が必要だと考える小さな同型の家型をアタッチメントすることで、多様性をもたらそうとしているのが興味深かった。(青木)
37 sites | 7 houses ─ 境界線のレトリック ─
大村高広(東京理科大学大学院)
- 審査コメント
- 均等配置された原型となる家の平面形と、たまたま与えられる領域分けとが織りなすいわば平面図上の干渉パターンを、創造的に三次元空間に解釈しなおそうとするところがおもしろかった。(青木)