結果発表
2023/01/11 10:00

流山おおたかの森S・C グラフィックアワード2022 空間グラフィック部門

応募作品数:71点
受賞作品数:10点
主催:流山おおたかの森S・C/東神開発株式会社
協力:株式会社中川ケミカル

大賞

WHAT ARE YOU FEELING?
原木 梢
WHAT ARE YOU FEELING?
作品コメント
たくさんの人が行き来する「流山おおたかの森S・C FLAPS」
彼女へのプレゼントを買いにきた人。友達との恋ばなランチ。週末にいくゴルフのグッツを見にいきつつ、子どもとママを広場に送り届けたり。せわしなく目的が行き交う中で、ふと自分のキモチに気づく場所になれたらいいなと思っています。一緒に顔真似したり、写真を撮ったりしてHAPPYになってもらえたら最高です!

優秀賞

森の地下を覗く窓
福留 愛
森の地下を覗く窓
作品コメント
壁面のグラフィックを、思考の奥行きを持った「窓」として捉えました。森の緑を支える「地下を覗く窓」を描くことで、これからおおたかの森が緑とともに繁栄していく支えになるような作品を提案します。
森の地下は、「水資源の貯留機能」や「水質の浄化機能」を持ちます。また、様々な動物にとっての「家」であり、植物が広く深く根をはる「土台」でもあります。森の地下について調べていくと、地下なしに地上の発展はないことを感じました。
誰しもが踏みしめる地面の下へ想像力を働かせることで、子どもからお年寄りまで誰もが楽しめる絵になることを目指しました。
四季が奏でる音楽団
藤井美穂
四季が奏でる音楽団
作品コメント
緑豊かなおおたかの森の景色と、そこから生まれる四季の音色に着目して作品を制作しました。無機質なコンクリートに音楽を合わせることによって見ている人に温かみが伝わったり、楽しい気持ちになってもらえたら良いと思いました。左のキジから順に夏春冬秋を表現しています。音色を奏でているのは流山に生きる鳥や動物です、見ている人に身近に感じてもらえたら嬉しいです。

入選

FLOW
中澤芙美
FLOW
作品コメント
いつから居ても、どこからやって来ても、どんな姿や色をしていても、嬉しい気分の時も悲しみに暮れている時も、仲良く出来てもそうでなくても、この街に集い、この街を構成している生命(いのち)であることに変わりありません。
この道をゆくアナタもその一人。
何かを感じ、これからの街のことを考えるきっかけとなれたなら嬉しいです。
今日はおでかけ
小野翔子
今日はおでかけ
作品コメント
コンセプト:子供の描いた絵
おおたかの森は駅がすぐ近くにあり人の流れがある。ショッピングモールもあるので、家族づれで訪れる人も多い。
子供が描いたような絵にしたのは、そんなおおたかの森を印象付けようと考えたから。
設置予定の壁は駅や広場につながる路地にあり、毎日通る人もいるので、優しさや癒しを感じられるよう意識した。
背景の色は建物の壁の色と一緒にし、馴染むようにする。
Ameba proteus
山田奈津子
Ameba proteus
作品コメント
一生の内で同じ形を取らずに不定形の生物として変化していくアメーバのように、街も人も自然も時間が流れる限り変化し続けます。街の大きな変化もあれば、暮らしの中のいつもの通勤や通学路の風景、その日の天気、すれ違う人、緑の移ろいなど全く同じ場面はありません。そんなこの街の成長をアメーバになぞらえた空間グラフィックで表現しました。
おとぎ話の森
長谷川真紘
おとぎ話の森
作品コメント
アンデルセン物語やイソップ童話など子供の頃に読んだ絵本の世界にある森のデザインを目指しました。赤ずきんちゃんや七匹の子やぎの笑い声、白雪姫の歌声が聞こえてくるような幻想的な空間をイメージしました。
流山の風
小島佳崇
流山の風
作品コメント
流山おおたかの森に流れる風をイメージしました。緑豊かな感じや心地の良い風を表現するために、文字を黄緑にしたり、風に運ばれる木の葉を配置しました。左のロゴも葉っぱですが、人や生き物など生命が増え、これからも街や自然が豊かになるようにという願いも込め、ハートのデザインの葉っぱにしました。
いざなうオオタカ
市川夕夏
いざなうオオタカ
作品コメント
オオタカたちが、賑わう広場から緑豊かな世界へと飛んでゆく様子を表現しました。
緑がオオタカを呼び、緑が人々を呼ぶ。
このオオタカのように流山おおたかの森に住む、訪れる人々が、この緑豊かな場所へいざなわれるようにという想いで制作させていただきました。
radial
加藤凛太朗
radial
作品コメント
この作品では、流山を成長する植物として捉え、表現しました。放射状に伸びる葉は、これまでの様々な成長、そしてそれぞれのさらなる成長の象徴であり、その集合体である植物の成長につながります。まちを豊かにする緑をアートを通して増やしていくことで自然と文化の融合を促すきっかけになれたら嬉しいです。
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