結果発表
2022/10/13 10:00

新北海道スタイル アイデアコンテスト《中・高・大学生限定》

応募作品数:765点
受賞作品数:10点(大学生の部:5点/中高生の部:5点)
主催:北海道
大学生の部

最優秀賞

桜は散り際も美しい
石澤 唯(北星学園大学)
作品コメント
テーマ/飲食の場面での感染症対策

飲食店において、利用客が着席して一定時間が経過すると、帰宅を促すプロジェクションマッピングが壁に投影されるアイデア。美しい映像で滞在時間を知らせて、感染リスクを高める長時間の飲食を避けてもらうことで、感染拡大の防止につながることが期待できる。
審査コメント
滞在時間をプロジェクションマッピングによりソフトに認識させる対策は独自性が高く、受容性の高いアイデアであり、評価できる。

優秀賞

席の色分けで接触感染を回避!
西岡有里沙(北海道大学公共政策大学院)
作品コメント
テーマ/学校生活での感染症対策

大学の教室の席に、赤・青・黄といったテープを貼って色分けし、講義ごとに指定した色の席に座ってもらうアイデア。同じ色を隣り合わせないことによるソーシャルディスタンスの確保や、複数の学生が同じ席を使用しないことで接触感染のリスク低減につながることが期待できる。
審査コメント
教室の着席位置を講義ごとに色で区分するアイデアはシンプルでわかりやすく、省力化にもつながる効果が期待できるほか、学校以外の会議やイベントでも活用できるアイデアであり、評価できる。

アイデア賞、道民賞

ゲーム感覚で感染症対策! ~めざせ! 55デシベル以下!~
前出唯那・佐藤りな(北海道情報大学)
作品コメント
テーマ/飲食の場面での感染症対策

飲食店で声の大きさを計測するアプリを使用し、一定の音量以下で飲食ができれば、お店から特典がもらえるアイデア。感染症対策は堅苦しいイメージがあるものの、ゲーム感覚で楽しみながら幅広く行われることで、感染拡大防止につながることが期待できる。
審査コメント
お酒を飲むとつい大声で話してしまう人は多く、客観的なデータに基づき、ゲーム感覚で飲食店での大声を抑制しようとするアイデアであり、評価できる。

アイデア賞

ICS(Infection Control System)
感染対策システム
有馬楓羽・干場力太・渋谷冬真・本間顕成(北海道情報専門学校)
作品コメント
テーマ/学校生活での感染症対策

教室の前に出席確認機能がついた消毒用アルコール付き検温器を設置するアイデア。授業を受けるためには、手指消毒と検温を行うことが必要なため、出席者全員の感染対策が徹底され、感染リスクの低減につながることが期待できる。
審査コメント
デジタル技術を利用し、出席者の確認と検温・手指消毒の実施を組み合わせたシステム構築によって、学校などでの感染対策を効率的に行うアイデアであり、評価できる。
コンサート・イベント開催時の混雑回避についてのアイデア
村本帆奈美(藤女子大学)
作品コメント
テーマ/イベントでの感染症対策

コンサートやイベントを開催した際に、各参加者に対して、退場の順番や自分の席から出口までの経路がスマートフォン等に送信されるアイデア。確実かつ効率的に退場方法を伝えて、混雑や密が生じないようにすることで、感染リスクの低減につながることが期待できる。
審査コメント
大規模イベントにおいて、デジタル技術を活用して、退場順序などの情報を正確に伝達し、退場時の混雑や密を生じさせないようにするアイデアであり、評価できる。
中高生の部

最優秀賞

換気を一番できているクラスになろう!
白井楓佳(北海道札幌西高等学校)
作品コメント
テーマ/学校生活での感染症対策

各教室の二酸化炭素濃度を測り、月ごとの平均値や最大値、最小値をランキングして、一位のクラスを表彰するアイデア。ランキングすることで、教室の二酸化炭素濃度や換気に対する意識が高まり、感染拡大の防止につながることが期待できる。
審査コメント
二酸化炭素濃度の測定が換気の徹底につながっていない実情を踏まえ、ランキング形式により効果的な換気を競わせて、学校全体で感染防止対策の広がりを進めるというアイデアであり、評価できる。

優秀賞

大声を出す人に、明るく楽しく北海道らしく、「いまは小声で」と伝えよう
永井悠希子(札幌市立向陵中学校)
作品コメント
テーマ/飲食の場面での感染症対策

飲食店のテーブルに設置した騒音を測る機械や必要なアプリをインストールした注文用タブレットが大声で騒ぐ利用客に注意するアイデア。人が注意しづらいことを機械がソフトに伝えることで、飲食時には大声を出さないという感染防止行動の徹底につながることが期待できる。
審査コメント
飲食店に普及する注文用タブレットと騒音を知らせるアプリなどにより、飲食店で大声を出す客に自らの行動を気付かせて抑制しようとするアイデアであり、評価できる。

アイデア賞

子供が安全に楽しく食べられるための手指消毒
佐藤壱慧(市立札幌藻岩高等学校)
作品コメント
テーマ/飲食の場面での感染症対策

手指消毒用機器のアルコールが出るボタンを押すと子供が好きなキャラクターの声が流れるというアイデア。アルコール消毒の重要性を理解しづらい子供もキャラクター目当てで積極的に手指消毒を行うことが期待できる。
審査コメント
キャラクターを活用することで子供が自発的に感染対策を実践するよう誘導するだけではなく、同伴する保護者が子供に感染対策について教えるよいきっかけにもなるアイデアであり、評価できる。
飛沫を防ごう
三森いろ(札幌市立屯田中央中学校)
作品コメント
テーマ/学校生活での感染症対策

給食の時間に、ただ黙って食事をするのではなく、生徒の興味を引く映像や放送を流すというアイデア。給食中に友達と話してしまう生徒もいるため、映像を見たり放送を聞いたりしながら食事をすることで黙食が徹底され、飛沫による感染拡大防止が期待できる。
審査コメント
学校生活において、給食時間は感染リスクの高い場面の一つであることから、感染リスクを低減するため、給食時間中の工夫により黙食を励行し、飛沫による感染リスクを低減させようとするアイデアであり、評価できる。

アイデア賞、道民賞

防寒・消毒・エコなカイロ「パキッとハンドジェル」
斎藤杏梨・増田優花(北海道札幌国際情報高等学校)
作品コメント
テーマ/イベントでの感染症対策

液体が入ったパウチタイプの繰り返し使えるエコカイロに、除菌ジェルが入ったパウチを組み合わせるアイデア。カイロの熱で除菌ジェルも温まるため、寒い冬の屋外イベントでも積極的に手指消毒してもらえることが期待できる。
審査コメント
北海道の冬のイベントでは、屋外で飲食を提供するものも多く、寒い中でも手指消毒を実践してもらい、感染拡大防止につなげようとするアイデアであり、評価できる。
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