結果発表
2025/02/05 10:00

第6回 「水のある暮らし」フォトコンテスト

主催:一般社団法人日本レストルーム工業会

受賞作品数:9点

最優秀たくみ賞

見守る天の川
山紫水明
見守る天の川
作品コメント
撮影場所は世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の熊野本宮大社旧社地大斎原。日本一の大鳥居上空には天の川が立ち昇り、水張りを終えて田植えを待つ田圃を見守っていました。
審査コメント
大鳥居の上をゆく天の川の壮大さと、田植え前の準備を終えた水田に佇む1台のトラクターの構図の妙がなんとも味わい深い。
天空の広大さとの対比により、水田に湛えられた水が、より身近に感じられる作品です。

優秀たくみ賞

朝焼け
Dobby
朝焼け
作品コメント
兵庫県明石市郊外のため池 黒菱池(くろびしいけ)菱の実の色由縁。無風水面シンメトリーの光景に出会えました。兵庫県ため池保全センターにも登録されています。
審査コメント
ダイナミックな雲と迫力を感じる朝焼けのオレンジが水面に力強く映り込み、大いなる広がりとエネルギーを感じる作品になっています。
初夏の水遊び
香月常治
初夏の水遊び
作品コメント
筑後川から三連水車で水をくみ上げ田植えが始まります。豊富な水量が流れ出し初夏の子供たちの人気の場所でもあります。大切なお米づくりには欠かせない水車の稼働は農家の方たちの貴重な手助けになっています。
審査コメント
三連水車でくみ上げられた豊かで冷たい水を浴び、思い切り楽しんでいる少年たちの姿が生き生きと捉えられています。
豊富な水が得られる幸せを感じる作品です。
さわやかな空の下で
ひろ
さわやかな空の下で
作品コメント
5月のさわやかな空の下で、田植えをしている印象的な光景に出会えました。
審査コメント
どこまでも続いていきそうな爽快な青空とそれを映し出す水田が美しい。気持ちの良い青空の下で無事に田植えを終え、暑い夏を乗り切り、豊作の秋を迎えることを願いたくなる1枚です。

たくみ賞入選

富士の伏流水による稲作
小澤 宏
富士の伏流水による稲作
作品コメント
富士山に農鳥が出る頃に行われる忍野の田植え。豊富な富士山の伏流水を使うことで自然の水が活用でき、しかもおいしいお米が獲れます。いつまでも残したい風景の一つです。
審査コメント
富士の伏流水は、富士山に降った雨や雪が数十年から百年もの時を経て湧き出ると言われます。霊峰富士の麓に抱かれた大地で豊富な伏流水によって、水田が満たされ、田植えができる喜びを感じられる作品です。
春の清流 達沢不動滝
佐山勝信
春の清流 達沢不動滝
作品コメント
6月の夏も近くなった新緑の時期、達沢不動滝の水量も安定して大変綺麗な水が流れ心も体もリフレッシュする絶景スポット。
審査コメント
滝から幾重にも流れ落ちる清らかな水流が新緑と相まって、涼しげな1枚です。
この澄んだ水が下流へ流れ、やがて私たちの生活に欠かせない水として生かされていることを感じさせてくれます。
まだまだ若いモンには
菊地和夫
まだまだ若いモンには
作品コメント
山梨県山中湖村キララと言う公園内にある古いポンプが今も地下水を吸いあげて、地表を潤していました。朝日がさして赤くなった富士山とバランスを考えて写しました。
審査コメント
真っ白な雪を被った富士山が朝日に照らされる姿を背景に、年代物のポンプが水をくみ上げている様子が力強い作品です。
このポンプはかつて山中湖の水を水田へ供給するために使われていたそうですが、今も元気に地下水をくみ上げているのだとか。
豊年満作水の湛え
山野修一
豊年満作水の湛え
作品コメント
阿蘇山の麓には、昔から村人を守る天神さん「中郷天満宮」があります。ここでは幾年に渡り私たちの主食の米が作り続けられています。
その米作りに無くてはならないのが水です。田植え前の一時の南阿蘇の水鏡風景です。
審査コメント
阿蘇の外輪山の麓で、一面に水を湛えた水田が広がり、雄大な阿蘇の姿を水面に写し込んだ様が豊かで緩やかな時間を感じさせます。
田植えが始まる直前にしか見られない1枚ですね。
田植も終って
塩田敏夫
田植も終って
作品コメント
田植も終った5月の半ば、夕日が真赤に沈む田を子供二人が自転車に乗って爽やかに、軽快に楽しんでいる姿が田に映っていました。
審査コメント
田植えが終わった夕焼けの刻、オレンジ色に染まった水田を抜ける道を自転車に乗った二人が通るシルエットが、風情豊かな作品になっています。
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