結果発表
2022/10/14 10:00

TOKYO MIDTOWN AWARD 2022 デザインコンペ

応募作品数:1218点
受賞作品数:4点
主催:東京ミッドタウン
協力:東京ミッドタウン・デザインハブ、株式会社JDN

グランプリ

souvenyl chair
ツルタシュリ
souvenyl chairsouvenyl chair(ツルタシュリ)
作品コメント
ビニール袋を椅子にアップサイクル。旅先でもらうお土産袋や生活の中でもらう袋を加熱加工した、世界でたった一つの「お土産のような椅子」。重ねた袋の種類によって、人それぞれの個性や地域性が現れます。自身の旅を蓄積するだけでなく、この椅子がお土産として、人と人のあいだを旅することを目指して制作しました。

優秀賞

情景を重ねるポストカード
funsui(松尾沙也加、大塚眞浩、加藤槙之助、平野佳奈)
情景を重ねるポストカード
作品コメント
今まで旅の思い出の記録としての役割を担ってきたポストカードに、「物語の情景を探しに行く」という旅の新しいきっかけを与えました。コロナ禍やSNSの発達を経て、私達はわざわざ旅に出かけるという行為をしなくなってきています。旅を取り巻く環境が大きく変わりつつある現在、新しい旅の価値観や楽しみ方をこのポストカードは提案します。
icetream
成瀬 峻
icetream
作品コメント
自然を感じたいと、旅した先でその土地の名水を飲む。その湧き水は、流れをつくり、上流から下流にかけて豊かな自然をはぐくむ。その流れを支える石は、流されながら、角を削り、丸くなる。石にとっても「流れ」という旅をしている。これは石の上流から下流までの、形状変化になぞらえたアイスキューブ。帰路につき、旅先の自然に思いを寄せながら飲むと、いつもよりきっと美味しい。
器になる個包装
curry&hamburg(瀧澤 光、田村 開)
器になる個包装
作品コメント
旅とは非日常であり特別な行為です。
普段体験できない贅沢を味わう行為。
どんな小さなことも、思い出の一つになります。
これは、お着き菓子の包装紙がそのままお皿になる提案。
おもてなしと楽しさを感じながらゆったりとお着き菓子を楽しめます。
些細なことからも贅沢感と楽しさを感じられることこそ旅の醍醐味ではないでしょうか。

ファイナリスト

旅風鈴
小林 遣
旅風鈴
作品コメント
好きな場所で風のリズムを感じられる、携帯式の風鈴です。忙しい毎日の生活から遠く離れて自分自身と向き合いたい時、この風鈴から鳴る音が、あなたの心を癒してくれます。普段よく使われる水筒と同程度のサイズにすることで、リュックのポケットなどに入れて、どこにでも持ち運ぶことができます。これは「風の音を持ち歩く」という、新しい旅のあり方の提案です。
花になるガム捨て紙
吉田峻晟
花になるガム捨て紙
作品コメント
旅の印象を演出するゴミのデザインです。旅の印象とは、他者から与えられるものではないかと私は考えています。このプロダクトを知らない人が花の形状のゴミを持った人を見かけたら、きっと「この人はどうして花を持っているのだろうか?」と感じると思います。ゴミを持ち帰るという当たり前の行為が、他者の旅の印象に影響を与えるということを期待してこのプロダクトを考案しました。
Avatar
谷口えいみ
Avatar
作品コメント
枠から離れる寸前まではギリギリ人の形を保ったしゃぼん玉が飛んでいく姿を目で追いかける。それはまるで、自分の分身が空を飛んで旅をしているように思える。気持ちが塞がったときに、空を飛びたいと思う。その思いをしゃぼん玉に乗せることにより、空や太陽、街の片隅、風の吹く方向、そういったいつもは見ていなかったところへも視界が広がるのではないかと考え制作した。
tadayo - 部屋を旅する照明
はるえ と はやし(春江紗綾、林 海人)
tadayo - 部屋を旅する照明
作品コメント
空中をゆっくりと漂う室内照明の提案です。
旅の本質は移動ではなく、変化だと思います。うつろう灯りによって、コロナ禍でずっと過ごしていた部屋をいつもとは違う空間に変化させることができます。これは、動かない旅の提案です。
振り掛け花火
井上 凪
振り掛け花火
作品コメント
ヒューと持ち上げ、ドンと振り掛け、パラパラパラと茶碗に咲く、振り掛け花火。今年は外に出られなかったけど、来年こそは行きたいね。みんなで見上げた思い出の花火を胸に、未来への会話に花が咲く。友達で、家族で、みんなで楽しく食卓を囲めるアイテムになれたら、と思い制作しました。
TOFU
TOFU(李 彥霆、吳 承澤、汪 佳慧、李 元浩)
TOFU
作品コメント
豆腐は千年を経ても変化が少ないことである。TOFUは豆腐のパッケージと形を再設計することで、豆腐のイメージを覆し、他の食材との組み合わせに味わいと創造性を加え、豆腐の四角い常識の枠を外れた。
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