結果発表
2021/10/15 11:30

TOKYO MIDTOWN AWARD 2021 デザインコンペ

応募作品数:1122点
受賞作品数:10点
主催:東京ミッドタウン
協力:東京ミッドタウン・デザインハブ、株式会社JDN

グランプリ

窓時計
onegi(太田文也、根岸桃子)
窓時計
作品コメント
室内で過ごすことの多い、現代人と太陽の関係をリデザイン。時計を窓に飾ることで、外を見る行為を日常化。自律神経を整えると言われる、太陽の光を心とからだに。そんな小さな豊かさが、わたしたちを少しだけ健康にしてくれる。

優秀賞

smokeho
稲垣竜也
smokeho
作品コメント
温かい料理の湯気が食欲をそそり、冬の吐息や、夏の朝靄が季節の訪れを予感させる。線香の一筋がフワフワ、クネクネと伸び上がる。煙はどこか心地よいものに付き纏っているようです。揺蕩う煙を捕まえて眺めてみる。唯それだけで、どこか遠くの場所や時間、複数の形の中にトリップできそうな気がしてきます。これは孤独を愛でる道具です。「満たされた状態」はそんな些細な状況から、ゆっくりと浸透していくものだと思うのです。
草むらになるゴミ袋
タタラゼミエムニ(工藤外四、長谷川皓士、金 璽民)
草むらになるゴミ袋
作品コメント
収集場所に積まれた際に草むらに見えるゴミ袋です。豊かさや人間らしさを追求することは、同時に、ゴミや資源、自然環境問題の発生を伴います。それらの問題を意識した上で幸福を追求することをTHE NEXT WELLBEINGと捉え、ゴミとわたしたちの生活の関係を考えなおすきっかけとなるプロダクトを制作しました。
ゴミからできたゴミ箱
有留颯紀、小笠原勇人
ゴミからできたゴミ箱
作品コメント
ゴミ箱は廃棄物と生活空間の狭間となる特異なプロダクトですが、どれほど薄汚れてもそれ自体をゴミにすることはなかなかできず、それが空間の淀みにつながります。そこで再生紙のパルプモールドでできたゴミ箱を作りました。汚れ具合に応じて、これ自体も簡単にゴミとして破棄できます。素材に再生紙を用いることで環境に負荷をかけず、生活の「負」を溜め込む容器そのものの代謝も良くする、そんな次の生活スタイルの提案です。
視点を変える定規
福島拓真、関口 遼、柳澤星良
視点を変える定規
作品コメント
メモリと数字が一つに合わさった定規です。本来、メモリの上に数字が印字されていますが、数字を縦にして並べることで視点を変えることで正面から見た時メモリになる定規です。使う時だけでなく、使っていない時もインテリアとして機能します。パーソナルな生活リズムが主流になった今、身近な道具の美しさが幸せにつながるのではないでしょうか。

ファイナリスト

flower dancer
時岡翔太郎
flower dancer
作品コメント
暮らしに自然を取り入れる習慣は、心を和ませ、日々を穏やかにしてくれます。これは、風を受けてゆらゆらと揺らぐ花器がつくる「癒し」のデザイン。空気の動きとともに踊り、花の表情を変化させてゆく。こちらに語りかけるように頷き、親しくなれたように思える。そんな、自然との心地よい関係が、ささやかな幸せを生み出します。
花火線香
波多野 現
花火線香
作品コメント
「花火線香」はお家で楽しむ線香花火です。着火時は素敵な香りのお線香。香りの中、瞑想や語り合ってもいい。火は中心に来た時、線香花火となってガラスを彩ります。それはまるで部屋の中の花火大会ー花火の後は元のお線香。残香の中、余韻に浸れます。コロナ禍の先には輝く未来が待っている。そして明けた後もあの大切な時間を忘れないために。わたしたちの「THE NEXT WELLBEING」。今夜も「花火線香」を焚きませんか?
ふくふく金魚鉢
ソー・ユンピン(マレーシア)
ふくふく金魚鉢
作品コメント
金魚が泳ぐことにより水の波で揺らめくような、薄く成形した透明な金魚鉢です。豊かな生活は、良い心や良好的な関係も指すことだと考えました。柔軟化された鉢(関係)では、単なる水の中に金魚が泳ぐ姿を愛でるだけでなく、柔らかい鉢を触ることにより水の温度、金魚の動きの波を感じて、自分の気持ちも金魚に伝えられることを目指して設計しました。大切にするという気持ちで、人と金魚の新しい関係が生まれれば嬉しいです。
富士山お香
井下恭介
富士山お香
作品コメント
燃える過程で灰が雪化粧のように変化していく、富士山を模したお香です。香りがメインであるお香に、視覚的な美しさの要素を取り入れることで、「お香を焚く」という行為が人の生活をより豊かなものにしてくれるのではないかという思いから制作しました。煙とともに変化していく小さな富士山を見ながら、ゆっくりとした時間を過ごしていただけると嬉しいです。
THE GATHERING CHAIRS
平岡美由紀
THE GATHERING CHAIRS
作品コメント
小学生のウェルビーイングのための椅子です。小学校は、人との関係を築き始める必要不可欠な時間です。しかし、ウイルスにより、教室内でも距離をとり、休み時間も安心して遊べない中で、子どもたちは社会性を育めず、長期的にも悪影響を及ぼす可能性があります。今後も新しいウイルスがまた流行しないなど、誰に分かるでしょうか。子どもたちが安全な距離を保ちながら遊び心を持って集まれるような、これからの椅子を提案します。
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