結果発表
2021/10/15 11:30

TOKYO MIDTOWN AWARD 2021 アートコンペ

応募作品数:244点
受賞作品数:6点
主催:東京ミッドタウン
協力:一般社団法人ノマドプロダクション

グランプリ

なまず公園
丹羽優太+下寺孝典
なまず公園
作品コメント
鯰が地震を起こすという江戸時代に生まれた伝承をもとに、鯰型遊具、自転車紙芝居、絵画など使ったインスタレーション作品。まるで公園のように、道端の人々が遊具に乗り、紙芝居を見にくることにより人々が自然に集まり巷が生まれる。過去と現代をつなぎ合わせ、人々のつながりも再認識させる。

準グランプリ

該当なし

優秀賞、審査員特別賞

私がかきました。
坂本史織
私がかきました。
作品コメント
私はホームセンター店員です。あるとき、ペンキをご注文のお客様が「東京ミッドタウンしってるだろ? あれの地下は、ぜ~んぶ俺が塗ったんだ。」とおっしゃいました。ハッとしました。私が毎日商品のホコリを払うように、どんな場所も無数のだれかの手によってできていると、やっと気がついたのです。私が働くホームセンターの商品を、私がひたすらかきました。身のまわりを支える、気づきうるすべてのことへ思いをはせながら。

優秀賞

borderless
草地里帆
borderless
作品コメント
私たち人間は、ほかの生き物の歴史を改変してまで生きていることに普段は目を向けない。本作品に使われている絹糸の原料である繭を作るカイコガは5000年以上前から人々の暮らしに関わり続けたとともに、多くの品種改良が行われてきた。その際に行われる遺伝子操作は本来の遺伝子の歴史においてのバグであると考えた。また、緯糸の再帰性反射糸は注意喚起の意味を持つ。作品を通して自然と人との関係について再考してほしい。
The Vision of Nowhere
蔡 云逸(中国)
The Vision of Nowhere
作品コメント
洞窟のような六本木の通路に私が夢で見たものことを壁に描く。断片的な夢日記の中のストーリーを一つの大きな物語に繋げる。眠っている裸の人間、彷徨う動物たち…都市に実在しない風景をこの壁画に現れるのを祈る。5000年前のbushmanは幸運と未来を予言するためにロックアートを作っていた。六本木の地下通路に現れたこの壁画を見ることによって、自分なりの予言や意味を想像させる時空を今の鑑賞者に与えたい。
Blue mob
柴田まお
Blue mob
作品コメント
Covid-19のパンデミックによって、この一年足らずで我々の取り巻く環境やコミュニケーションの在り方はめまぐるしく変化した。通信インフラがフル活用され、自己表現や発表の在り方も大きな転換期に立たされている。私はそんな環境の変化に違和感を感じながらも、受け入れ直視していくような作品を作る。多くの人が行きかうこの東京ミッドタウンの中でまた新たなコミュニケーションをカタチにし、表現したい。
ニュー洛中洛外図
都築崇広
ニュー洛中洛外図
作品コメント
洛中洛外=都市と郊外、です。現代の都市風景を合板の木目にのせることで洛中洛外図をアップデートします。膨張と増殖を繰り返す現代都市、その複製を担っているものの一つに工業的に大量生産される合板があると考えました。合板の木目には工業製品ならではの木目が現れます。もやもやとしてリピート感のあるその木目をホームセンターで見ていたら、たなびく金雲が見えてきました。そんな合板から現代版洛中洛外図を考えます。
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