2015/08/04 15:00
KONICA MINOLTA ソーシャルデザインアワード 2015
応募作品数:270点
受賞作品数:29点
主催:コニカミノルタ株式会社
受賞作品数:29点
主催:コニカミノルタ株式会社
アート部門
グランプリ
FARM TO PAPER(食べられる紙)
JIANRUNGSANG JIRAPA
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- 受賞者コメント
- 「社会をより良いものにするアート、デザイン・アイデア」を広く募集するコニカミノルタのコンペティションはとてもいいテーマのコンペティションだと思います。
私はデザイン・アートを選ぶ時、手に取る商品にどんな背景があるかをよく想像します。私にとってデザイン・アートは美しいものだけではなくて、社会の問題を解決できるデザイン、皆さんが社会の問題を認識できるアートも必要だと考えています。
しかし、デザイン・アートにすれば世界中すべての問題を解決できるわけではなく、デザイン・アートは「デザイナー」と「消費者」をつなげる媒体だと思います。
社会の問題を解決するというメッセージを広く伝えるために、私の作品である「farm to paper:食べられる紙」のプロジェクトは生まれました。
このコンペでデザイン・アート・アイデアを考える経験はとてもいいチャレンジだったので、これからも社会のために面白いデザイン・アートを考えて、制作し続けます。本当にありがとうございました。
準グランプリ
繋がりをつくる壁
里見慎拓、八島健介
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- 受賞者コメント
- この度は素晴らしい賞を頂き、大変嬉しく思っております。私たちは「ソーシャル」を「人々の繋がり」と捉え、壁をモチーフにそれを発生させる仕掛けをデザインしました。この壁は一枚で佇んでいる時も展開された時も、人々の様々な活動を促すツールとなります。そしてそこから生まれる繋がりが、現代社会の様々な課題を解決するきっかけになると考えています。今後は本アワードを通じて得た知見を糧に、仕事を通じてより良い「ソーシャル」をデザインしていきたいと思います。ありがとうございました。
オーディエンス賞
FARM TO PAPER
JIANRUNGSANG JIRAPA
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- 受賞者コメント
- FARM TO PAPERのプロジェクトの目的は食品廃棄物を減らすことだけではなくて、もう一つの目的は皆さんに「今、食品廃棄物の問題があるよ!!!」というメッセージを伝えることです。ご来場の多くの皆さんに、私の作品に興味を持って頂いて、とても嬉しいです。皆さん本当にありがとうございました。私はこれからも頑張ります。
プロダクト部門
グランプリ
街を繕う広告
pin/富谷啓之・シムへイン
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- 受賞者コメント
- この度はグランプリをいただき光栄に思っております。
当初「ソーシャルデザイン」という言葉が重く感じられました。
しかし、テーマについて考えているうちに、日常生活の中の些細な不便さを解決することでも社会を大きく変えるきっかけは作れるのではないかと思い今回のコンペティションに望みました。
この賞を糧に、これからも今の生活や社会について素直な目線で観察しデザインをしていきたいと思います。
ありがとうございました。
準グランプリ
balloon sign
山口真五
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- 受賞者コメント
- この度は準グランプリという素晴らしい賞をいただきありがとうございます。
社会をより良くするデザインということで、まず人の命に関わるところで何かできることはないかと思いデザインしました。今後予測される地震などの災害対策にこのデザインが少しでもお役に立てれば幸いです。
オーディエンス賞
花束になるカーテン
近藤佳代
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- 受賞者コメント
- 今回の作品が、皆様から共感していただくことが出来て大変嬉しく思います。
これからも社会がいま必要としているものは何か自分なりに考えていきたいと思います。
ありがとうございました。
各賞
鈴木菜央 審査員特別賞
片手で使えるゴミ袋
鈴木 僚
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- 受賞者コメント
- この度は審査員特別賞をいただきありがとうございます。「片手で使えるゴミ袋」は袋の開閉やゴミ箱への取り付けなど日常生活におけるちょっとした障壁を解消したいという思いから生まれました。今後は多くの人にとって有用なものになるようデザインを育てていきたいです。このような機会を与えていただいた事に感謝しています。
協賛社特別賞 J-WAVE賞
牛の革の個性
太田駒子
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- 受賞者コメント
- このたびはJ-WAVE賞を頂きましたことを感謝しております。
これを励みに今後も製作活動を続けていきたいと思います。
ありがとうございました。
協賛社特別賞 IDÉE賞
Kawara Shelf
林 剛志
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- 受賞者コメント
- ヨーロッパから日本を眺めてみると、日本のもつ伝統的景観がどれほどユニークなものか、ことさら強く感じられます。
その景観の象徴ともいえる瓦、それが次々と日本の屋根から姿を消していっている日本の有様に心を痛めていました。
“もったいない”、モノを慈しむ日本の素晴らしい考え方はもちろんプロジェクトの根底にあります。
しかしそれ以上に、人々が感心を失いつつある日本のかたちを、その価値を、僕のプロジェクトを通して少しでも多くの人に届けられればと思い、このアワードに参加致しました。
作品の説明、表現する場を頂けたことを感謝致しております。ありがとうございました。