結果発表
2025/04/18 10:00

第3回 学校制服フォトコンテスト《中・高校生限定》

主催:菅公学生服株式会社

応募作品数:2868点
受賞作品数:8点(入選を除く)、3校(学校賞)

金賞

放課後
鈴木奏人(愛媛県立新居浜西高等学校)
放課後
作品コメント
放課後、誰が言い出すのでもなく仲間たちが集まって始まる勉強会。おしゃべりをしながらの楽しい時間は、案外記憶に残るものです。この写真を見て、きっと誰もが経験したそんな時間を思い出してほしい。そんな気持ちで撮影しました。
審査コメント
生徒さんたちが真剣にかつ楽しそうに問題を解くナチュラルな表情が魅力的な作品です。透明アクリルに文字を書き、その向こうから撮影をしているので、字と顔がかぶっていて、これがまた面白さを増幅させているような気がします。一人一人の表情や仕草もとても自然でいいと思います。教室の雰囲気もよく分かり、学生時代を真剣にかつ楽しく謳歌している様子が見て取れます。

銀賞

ツインギター
加藤瑞樹(関市立関商工高等学校)
ツインギター
作品コメント
ギターに憧れている二人です。
審査コメント
ほうきをギターに変えて演奏している。こういうことをしたくなる時期が誰しもあったと思います。すごく楽しそうで全身を使って表現をする二人のポージングがとてもユニークです。よく見ると、スリッパの色が左右で違っていたり、グリーン色のスリッパと背景にもグリーンのチリトリが見られるなど全体的に色のコントロールも上手にできていると思います。また、制服がとても涼やかで清々しさを感じる作品です。

銅賞

真夏のプリンセス
服部栞奈(沖縄県立浦添工業高等学校)
真夏のプリンセス
作品コメント
太陽の光が海に反射してキラキラしており、彼女の満面の笑顔とマッチしてより一層青春を感じます。そしてスカートの裾を少し上げて片足だけが曲がっているところがプリンセスのようだなと感じました。彼女が心から笑っているというのがとても伝わる写真なので、この写真を見た人が笑顔になってくれるとうれしいです。
審査コメント
海のきれいさがすごく伝わってきて、そこに強い太陽光線が反射して白く輝いている。その海に入っている女子生徒の表情はとても可愛らしくて、元気いっぱいで見ている人にも元気を与えてくれるような作品です。少し人物が傾いていることによって一層動きや風のような躍動感を感じる作品です。
審査員特別賞

織作峰子氏

strength
織田将太(香川県立高松桜井高等学校)
strength
作品コメント
文化祭でつくったシーソーをみんなが精一杯動かしている様子です。
審査コメント
アルミ素材で作られたものに、おみこしのように上に乗って運ばれている男子生徒たちの姿が、とてもユーモラスで楽しさが伝わってくる作品です。青空も非常に美しく、白い雲と制服の白がマッチしていて、素晴らしい作品だと思います。未来に向かって成長していこうという意気込みが感じられる作品です。

高石明彦氏

帰り道・寄り道
宮地 俊(至学館高等学校)
帰り道・寄り道
作品コメント
午前授業の後、海へ行くことに。「写真の中の写真」をテーマに、まずは誰もいない海でパシャリ。いざ海水浴場へ。人がたくさんいる海を前にして興奮を抑えきれない。写真のことなど後回しである。「先行くね!」「ちょっと待って~!」
審査コメント
写真の中に映る彼の楽しそうな表情。撮ったのは男の子なのか、女の子なのか、少し写真と向き合って考えるだけで、あらゆるストーリーが浮かびました。シャツにかかる淡い影が、切り取られた瞬間が、特別な時間であるかのような印象を与える、そんな温かい1枚に拍手です。

丹 雅彦氏

木と校舎とともだち
岡本なな(徳島県立徳島商業高等学校)
木と校舎とともだち
作品コメント
暑くなってきた空の下の鮮やかな緑の夏の木と、毎日通うたくさんの日々の詰まった校舎と、溢れるほどの思い出がある制服を着る。制服や校舎を超えちゃうほど大切で大好きなともだち。たくさんの幸せな毎日が詰まったたいせつ&すてきな1枚です。
審査コメント
さわやかで高校生ならではの風景と空、草木、自転車置き場と人の構図が素晴らしい作品だと思います。作り込まれていない自然な雰囲気を切り取った1枚で、優しい青春を感じます。

椙野充義氏

廊下でダンス
杨 嘉彤(朝日塾中等教育学校)
廊下でダンス
作品コメント
短い昼休みの間に即興のダンス。急に踊ったので、みんな驚き、人山ができてしまいました。恥ずかしかった…。
審査コメント
学校生活でよく見る光景だと思いますが、笑顔がいいですね。スカートがふわっとした瞬間と、「何しているんだ」と見ている表情。偶然なのか、作ったのかは分かりませんが、とてもすてきな瞬間です。そして構図もいいですね。制服も青春感もしっかり伝わります。

曽山紀浩氏

心の天気予報
藤永千瑛莉(千葉県立幕張総合高等学校)
心の天気予報
作品コメント
晴天の中、少し不安そうに今の天気を確かめている一人の少女。目まぐるしく過ぎる高校生活を必死に生きる中で、自分の気持ちに自信を持てなくなっているところを表現しました。きれいな外の世界やぶら下がったカラフルな傘の数々と少女の対比がポイントです。少女が持っている傘の色にもぜひ注目して見てほしいです。
審査コメント
パッと見た時の青空とカラフルなパラソルの構図がとても印象的です。学校生活における心の様(さま)を表現しているように思いました。誰もが経験する青春の悩みやうれしさを時には晴れて、雨も降るけれど、カラフルなパラソルで前向きな気持ちを演出しています。この作品から、さまざまなことがあっても、そこには必ず青空が広がるということと、自分らしい色でありたいというメッセージを感じました。とてもきれいな作品です。
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