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2024/11/19 10:00
JID AWARD 2023
プロダクト・商品企画・家具
建築・インテリア・エクステリア
学生向け
主催:公益社団法人日本インテリアデザイナー協会(JID)
応募作品数:234点
受賞作品数:18点(入選を除く)
※ここでは、大賞・インテリアスペース部門賞・インテリアプロダクト部門賞をご紹介します
大賞
Concrete Log House
井川充司・南原良祐(IKAWAYA建築設計)
審査コメント(一部抜粋)
都内有数の住宅地に建つこの住宅は敷地の有する特徴を最大限に活かしている。北、東2面に接する角地に対しL字型に配置された住居は大きな中庭を生み、西側隣家の緑、その先に拡がる森に繋がっていく。シンボルツリーのシマトネリコにはツリーハウスが設置され、外部の回遊動線により屋上まで繋がる。中庭を囲むように配置されたリビングは70cm段差が設けられ、中庭芝生面に近づく。さらにダイニング、そして半屋外空間のアウトダイニングに繋がる空間は、何より開放的で心地よい。内部のマテリアルの選定、階段等の細部に至るディテールは丁寧な仕事とともに上質な空間を作り出している。さらに、この住宅のもう一つの特徴はコンクリート打ち放しの外壁であろう。半折した丸太を使用した型枠が造り出す立体感は微妙な陰影を生み、この住宅の表情を豊かにしている。(近藤康夫)
…
インテリアスペース部門賞
FUJIFILM Creative Village
富士フイルム デザインセンター、青木耕治・小林智行・鄒 琳・小副川玲奈(コクヨ)、東畑建築事務所
審査コメント
デザインを活用した経営手法を実践し社会課題解決に向けた革新的な製品やサービスを生み出していくことを目指した空間である。デザイン部門の80名全員の参画・共創を通じて、建築を構成するあらゆるプロダクトデザインに関与している。カーボンニュートラルの実現を目指し、空間を大胆かつ贅沢に使った構成は、創造性を刺激し、研ぎ澄まされた緊張感が漂っている。まさしくデザインに「没頭」できるデザインの拠点であると思う。(酒井浩司)
石桜邸
宮島照久・大石卓人・藤 晴香(株式会社竹中工務店)
審査コメント
緩やかな坂道を上がっていくと、樹齢80年の立派な桜の木が出迎えてくれる、閑静な住宅地に建つオーナーのワークプレイス兼ゲストハウスである。室内はアートコレクションや様々な空間エレメントと、絶妙なバランスで成立している。そこには外部も含めた空間の連続性と、それらを巧みに繫ぐ「余白のデザイン」がされている。要素が詰まっている全体性に対して、それを持たない「空白の領域」が存在していることに共感した。(米谷ひろし)
上水沿いの家
小林敏也(ことこと設計室)
審査コメント
一目見ただけで、良い住宅だなぁと感じた。東南角地、南側は玉川上水遊歩道と旧五日市街道に面している。外壁と一体化した塀に開けられた家型の建具を通過した処がエントランス。中に入るとガラスで仕切られた土間が続き、その奥にホームオフィスが広がる。さらに垂直方向に繋がる内部の構成はいわゆるスキップフロア。
セカンドフロアに上がると外部の道路は全て目線からは隠れ、上水の緑だけが目に入る。とにかく気持ちよく居心地が良い空間に仕上がっている。また、マテリアルの微妙な差を上手く使い構成された壁面や収納等は、ローコストでありながら清々しいデザインで纏まっている。第一印象で感じた通りの作品だった。(近藤)
インテリアプロダクト部門賞
LINE Seed JP Table
LINEヤフー株式会社 デザイン統括本部(旧:LINE株式会社 LINE CREATIVE CENTER)
審査コメント
明確なコンセプトのもとデザイン制作されたプロダクトである。リリースされたフォント「LINE seed JP」を美しいデザインでテーブルの脚に装飾しており、LINEオフィスのエントランスに常設し空間でもプロモーションを行うことを目的としている。現物を確認できなかったがステンレス天板が浮いているように見え、間接照明により文字のシルエットが浮かび上がって際立つ、ぜひ実際の現場で見てみたいと思った作品である。(木辺智子)
Sail - armchair -
小柳貴英(COYA Fine Furniture)
審査コメント
まず目を引いたのは、シンプルな中に研ぎ澄まされた美しさを感じたところです。この作品は、量的に使用が少ないといわれている飛騨地の地域資源であるナラ材を活用しており、地域産業の活性化にデザインが寄与しています。自然材である木の木目を生かした染色による美しさとペーパーコードによる座の肌触りは、心地よさを醸し出すとともに椅子の軽量化に一役買っているといえます。(川上玲子)
ダイニングテーブル・ウマアシ
伊藤洋平(八王子現代家具工芸学校)
審査コメント
実物作品は、天板の杉板(東京多摩産材)の柾目と色合いが調整されていて軽やかで美しい。また、断面の内側へのカットも良い。作者が強調する「金具などを使わず天板をのせるだけでテーブルとなる馬脚」は、確かに杉材を使う家具では、接合部に苦労するもので、のせるだけの処理は理に適っている。曲げ成型合板のX型のウマアシの造形は、独自の合理性を持つも、少しコミカルで、本物の「馬の脚」にも繋がって楽しい。(小宮容一)
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