結果発表
2018/03/21 10:00

ファーデザインコンテスト 2017

主催:一般社団法人日本毛皮協会
※ここでは、グランプリ、サガ・ファー賞、アメリカン・レジェンド賞、NAFA賞、コペンハーゲンファー賞、HKFF賞をご紹介します

グランプリ

近藤 雄元(名古屋ファッション専門学校)
作品コンセプト
近未来を描くSF映画にインスパイアされた。AIやロボット、科学技術が進んでも、今在る物を尊重し互いに成長すべきだと感じた。機械的な要素と有機的な毛皮の要素をドッキング。未来へ向かう防護服を提案します。
制作協力会社
株式会社大津屋

サガ・ファー賞

森岡 祐衣(大阪モード学園)
作品コンセプト
女性が最も輝く瞬間、それは素材の中で最も高価だと言われるファーを纏う時。まだまだ非日常、遠い存在であるファーをもっと身近に感じてもらうためリバーシブルでカジュアルに着ることができるアイテムを提案。ファストファッションが進む若者にも、もっとファーを日常に取り入れてもらいたい。
制作協力会社
株式会社パッション

アメリカン・レジェンド賞

原田 一輝(杉野服飾大学)
作品コンセプト
インスピレーション源は「ベルリンの壁」、そしてその崩壊をデザインした。その壁に描かれた絵や文字から伝わる平和を願う人々の温かな思いを自然界の素材である毛皮で表現する。また、この壁の絵や文字が明るい未来を指しているように、この服が未来への希望を与えられるような服になって欲しいと願う。
制作協力会社
中村毛皮貿易株式会社

NAFA賞

小野 大樹(大阪モード学園)
作品コンセプト
国内や国外をとわず不協和音が感じられる世の中に異議をとなえる。
制作協力会社
株式会社江上

コペンハーゲンファー賞

坪井 茜
作品コンセプト
この地球に生まれてはじめて着た服。ベビードレス。やさしく、あたたあかく包み込んでくれる。そのやさしさとあたたかさは、年を重ねるほどに大切だと思う。周りの人から愛情を受けた分、その愛情を子孫にも注げるように。もう一度思い出してほしい。自分がこれから生まれる子孫のために、何をしてあげるべきなのか…。
制作協力会社
株式会社高木ミンク

HKFF賞

伊藤 香苗(名古屋モード学園)
作品コンセプト
画家グスタフ・クリムトが残した傑作より。直線的な構成のあるアールヌーボー様式と自然の生命感を感じさせる有機的形態を柄に落とし込み繊細で大胆なリアルクローズを提案。
制作協力会社
津田産業株式会社
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